アンナ・カレーニナの作品情報・感想・評価

「アンナ・カレーニナ」に投稿された感想・評価

tak

takの感想・評価

3.3
トルストイの同名原作、7度目の映画化。かつてグレタ・ガルボやビビアン・リー、ジャクリーン・ビセット、最近ならキーラ・ナイトレイが演じた主役を、「不滅の恋/ベートヴェン」が好評だったバーナード・ローズ監督、「ブレイブハート」でハリウッドにも活躍の場を広げたソフィー・マルソー主演で製作した作品である。僕はビビアン・リーの「アンナ・カレニナ」(1948)を高校生の頃に教育テレビで観ている。その印象が強いだけに、この題材は悲恋メロドラマの典型のように思ってきた。それを大好きなソフィーが演ずる・・・そんな大舞台、期待せずにはいられなかった。ところがソフィーファンのくせに、公開当時観る機会に恵まれず、今さらながら初めて鑑賞。

ひとことで言ってしまえば、綺麗な映画。僕がソフィー・マルソー熱烈ファンであることは抜きにして(笑)。映像に関しては工夫もされてるし、手も抜いてない。カメラは日系のダリン・岡田。ロシアで実際に撮った風景、灰色の空の何とも言えない色彩。アンナとブロンスキーが初めて出会う列車の場面は、蒸気の向こうから黒いヴェール越しのアンナが見えてくるいい演出。キティが何枚ものドアと部屋を通り抜け、ワクワクしながら舞踏会へと向かう場面のワンシーンワンショットの移動撮影。映画後半、アンナが社交界での悪い評判で家から出られなくなる場面の光と陰。巧いなと感じさせる場面は多々ある。ところが、あの長編小説を2時間に綺麗におさめるべく頑張ったバーナード・ローズの脚本は、どうしても原作のストーリーが淡々と流れていくようにしか感じられないのが残念。舞踏会でアンナとブロンスキーが踊る場面が、「その数分が暗い子宮に火をつけた」とまで思えるような情熱的な思いが伝わってこない。表情や視線、添えられた手にもっと迫ってくれていたら・・・。「若い子に恋するのは愚かだけど、人妻に恋するのはロマンティックよね」と別の伯爵夫人にけしかけられたブロンスキー。ペテルスブルクに舞台を移してからも、突然立ち上がってアンナの上着を脱がし始めたり、懐妊を知って動揺もしない・・・お前、ちょっと身勝手やん!と内心思いながら観ている僕はやっぱりソフィー側でひいき目に観ているのでしょうかw。

不倫と世間で騒がれる恋の果て。二人の思いとおりに事が運べばよいだろうが、うまくいかなければギクシャクして愛情が崩れ始める。それまでストーリーを追っていただけのような淡々としていた映画が、終盤になり雰囲気が一変。アンナが狂気におちていく場面だ。常軌を逸していくヒロインをアンジェイ・ズラウスキー監督作でさんざん演じているからか、疑心暗鬼に陥るアンナはとても迫力があるし、生々しさが感じられる。そして列車に飛び込むラスト。ビビアン・リーが演じた映画ではここで映画は終わる。しかしこの「アンナ・カレーニナ」は、二人の姿を見てきた人物に再び焦点があてられるひと工夫が付け加えられている。だけど、二人の悲恋を中心に据えて撮った映画ではないことが、このエンディングでさらに客観的なものに強調されてしまった気がする。観る側が期待したのは悲恋の果てを描くメロドラマ。アルフレッド・モリーナは確かに映画冒頭から語り部ではあったが、どうも中途半端な印象だ。

名指揮者サー・ゲオルグ・ショルティによるチャイコフスキーが聴けるのはクラシック音楽ファンには嬉しいところ。
大作小説映画化失敗の典型。

身近に原作小説を一番の愛読書に挙げている人がいたが、本作に激怒していた。個人的にも特に印象に残らない凡作のように感じた。
●'98 7/?〜 名画座上映
(初公開: '98 4/11〜)
配給: ギャガ=ヒューマックス
ワイド(PANAVISION/シネスコ) DOLBY
国内: DOLBY SR
7/16 14:45→14:25〜 下高井戸シネマにて観賞
フィルム上映 ドルビーA映写
パンフ購入

同時上映:
「十二夜」
※mixiから転載

ネチッネチのギトッギト。昼メロなみ。
美しさはたまに罪ねぇ。いやぁ罪だ。
オープンすぎる不倫関係にちょっと尊敬。笑
愛を貫き通せるって素晴らしい。
けど美しい物ほど長くは続かないってか。
ハッピーエンドな映画が好きだけど
これはこれで納得のいく作品でした。

2007年05月02日 16:04
これ観てチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲好きになってくれたらいいんだよ
さき

さきの感想・評価

3.0
トルストイ原作の物語。非常に美しく描かれている。キラー・ナイトレイ版よりもこっちがお気に入り。
なんといってもソフィー・マルソーが美しすぎる。
Machy

Machyの感想・評価

3.2
色んな女優さんがアンナ・カレーニナを演じていますが、私は大好きなソフィー・マルソーのを観ました。有名な話なので観ることをオススメしますし、どれを観るかは女優さんで選ぶのもいいと思います。
2013.3.18
ソフィー・マルソー様が美しい。ただそれだけ。
名作を映画化して成功した例はあまりないのではないか。

この作品も決して悪くないのだが、、、
のん

のんの感想・評価

3.0

なんと言ってもソフィ・マルソー。
美しいなぁ~(*´∀`)
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