飢餓海峡の作品情報・感想・評価・動画配信

飢餓海峡1965年製作の映画)

上映日:1965年01月15日

製作国:

上映時間:183分

ジャンル:

配給:

3.9

あらすじ

昭和22年9月20日。台風10号のさなか、北海道岩内で質店一家惨殺事件が発生。その直後、津軽海峡では青函連絡船の転覆事故により乗客532名の命が奪われた。函館警察の弓坂刑事は、名簿にない2つの死体が質店一家殺しに関係があるとにらんで捜査を開始する。

『飢餓海峡』に投稿された感想・評価

3.5
大変おもしろかったです。
324
4.2

死、生きるために忌避する逃亡。背負い込まされた罪による人生形成。中心となる三国連太郎と左幸子、そして周遊する刑事たち。中心から周辺へ各視点を移り渡る。船尾トラックバックのラストショット。しっかり海で…

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内田吐夢監督作品。183分の長尺で、丁寧に描いたミステリー。個人的には高倉健さんががっつり出てくる前らへんぐらいまでが、1番面白い部分だった。後半戦も面白かったし、ラストも良かったが、刑事ドラマを観…

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3時間、モノクロだけど面白かった!
数度目の鑑賞。長くて重厚感があって、左幸子演ずる杉戸八重が健気で儚くて。。。と判っていてもつい観てしまう作品。伴淳も三国連太郎も沢村貞子も良い。内田吐夢晩年の代表作!観て損はなし。
このレビューはネタバレを含みます

新年に見る内容でないが、傑作。

『砂の器』もそうだが、「過去」から逃れ去ろうとし、それが叶わず追いつかれるという人間の悲哀。

「貧困」でつながり、唯一の理解者となりえたはずの人間を殺してしまう(…

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