海難事故の世界ワースト10に入る程の1954年の洞爺丸沈没事件。戦後の混乱を象徴する事件と社会的背景をベースに、単なる勧善懲悪的犯罪ドラマではなく、貧困がもたらす道徳/正義の揺らぎを描いている。
…
録画を観よう!です
3時間超えの作品
評価の高い作品
モノクロ作品
社会派作品
実在の事件をヒントに作られた作品
1時間ごとに休憩しながらの鑑賞となった
私にとって良くも悪くもどうしても周りの…
このレビューはネタバレを含みます
どんより曇った人生の中で
あの雨の日の私達の出会い
掴みどころないあの人から
一生分の生きる力を
あの人のカケラがここにあれば
私は何でも乗り越えられる
二人の出会いの感謝だけ
ただそれだけを…
年に2回くらい昭和の日本映画を観ている。今回はこれ、186分と長尺。1965年製作なのに粒子の荒いモノクロで「もっと旧い?」となったけどこれは撮影の狙いとのこと、成功している。
観終えて本作のWi…
このレビューはネタバレを含みます
当時の日本を裏側から感じる。
今とは異なり、貧しい家庭、それも地方の女性は奉公(人身売買)や娼婦(風俗嬢)、女給(今でいうキャバ嬢)で金を工面せざるを得ない。
金の力で名声を買う。それも闇の金。…
良かった。
青森県むつ市、恐山、湯の川温泉、花街など、戦後間もない当時の雰囲気がまず最高。田舎で貧しい家族を支えるため女郎をしている八重(左)の弾けるような明るさ、犬飼(三國)の優しくも哀しい表情、…
かなり前に観た事を忘れて、丸の内TOEIのお別れも兼ねて再見。
前半はほとんど忘れていたけど、後半覚えてましたよ。思い出しながらみても3時間長くはなかった。
やはりこうして記録に残しておく事の重要さ…