欲に忠実で、卑屈で、何もかも自分中心。己の境遇を言い訳にしては残酷な現実から目を逸らす。「ひとりで生きていく」と決めたくせに、本当は孤独で、誰かの温もりに触れたくてたまらない。
スクリーンに映るのが…
今年29本目。
観ていてしんどかった。
優しく手を差し伸べられても払いのけてしまうのは、第三者から見るとこんな感じなのかと。
当事者の気持ちもわかってしまうのが辛かった。
なんで、自分の気持ちが優先…
若くして人生を諦めてしまっている。見るからに危なっかしくて、見ていられないほどだめな方向へと突き進んでいる。この映画に出てくる。そんな危なっかしいシーン。もしかしたらその1部は誰にでも見に覚えがある…
>>続きを読む【そろそろ風俗に行こうかなと思っていた】
本作の原作が芥川賞を受賞した作者の西村賢太さんもめちゃくちゃ変わった方で、受賞した当時はTV番組やバラエティに引っ張り凧で、やっと話題になって本作を鑑賞し…