ノートを開いて実体とイメージの関係を説明するシーンで「あなた本当に賢いね」とセリフと同じことを言いたくなる。参照したのはベルグソン?
最後に車を押しに来る男2人まで含めて男2×女2の枠組みが維持され…
くだらないことで喧嘩になるシーンもホンサンス作品の楽しみポイントなんだけど、今作の店員の対応をめぐる諍いは楽しすぎ。キムソウ君の情け無い面構え、そこにそんなにこだわる?
というくらい執着する様は楽し…
■淡々として、どこかとぼけてて、時々凄くリアルで、どこまでシリアスに観ていいのか分からない、でもほんっとに面白い。一番好きなのはベロベロに酔っ払ったムンスクが「(男を)選ぶのは女の権利よ。退屈だわ……
>>続きを読む男女が出会って呑み食いしながら話をする、というスタイルは変わらないものの、約20年前のホン・サンスはまだギラギラしていて、男女とも話よりカラダが先決、といった感じだ笑。話している内容も今の作品と比べ…
>>続きを読むホンサンスの描く反復と差異って映画だからできる空想だと思ってたけど、昔好きだった人と似た人を好きになって、昔好きだった人と行った場所にその人を連れていって、そこで同じようなことして でもやっぱちょっ…
>>続きを読む浜辺に来た三人の男女。反復と変調を繰り返しながら遷移する展開の心地よさ。豊かなコミュニケーションとシンプルなカメラも含めてロメールを想起させる。むしろ制約を増やすことでロメールらしさを先鋭化させては…
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