大林の四姉妹を題材にした女性映画だが、脚本が関本郁夫、桂木薫(高田宏治)という、いつもと違う二人で、一味違う作品になった。どうしても「細雪」を連想させる。大阪弁の「細雪」に対して、本作は京都弁。しか…
>>続きを読む人生はね 坂道
楽して 人生の坂は上れない
しっかり 大地に足を着けて
1歩1歩 上りきり
頂点に立つの
そうすると その前には
まったく新しい
未知の世界があるのよ
ひい ふう みい よ
なん…
キャストもセリフも音楽も映像演出も大林映画。
共感性羞恥心という言葉が適当か分かりませんがそんなシーンが幾つか有ります。
それも大林映画かなと。
コミックが原作?舞台は京都、それぞれ親が違う四姉妹の…
昔、大井武蔵野館の大林監督特集で初めてみたかなあ。WOWOWで久しぶりに鑑賞。
大林監督風味の細雪的4姉妹のお話。
まず流れる様に展開がはやく飽きさせない。
沢口靖子さんはやっぱりいるだけで
映画的…
尾道のジョン・ウォーターズ、日本のキング・オブ・バッドテイストこと宣彦の実力がいい意味でも悪い意味でも全開になった奇作怪作。MJばりの赤ブルゾンでロボットダンスをする富田靖子、自殺を図った横山美樹の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
大林作品の中でも、実は結構好きな作品です。80年代の映画で、当時の京都を舞台にした空気感は、今観ても懐かしく、ふわっとした魅力に溢れています。
と言いつつ、脚本と演出はなかなかすごいことになってい…
女優人の誠に豪華なカルテット。
解説の現代版『細雪』に嘘はない。
浅野温子は、得意な自分のスタイルを習得しているし。
紺野美沙子も美しく及第。
沢口靖子も美しさに演技を伴ってきている。
富田靖子の…