22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語の作品情報・感想・評価

「22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語」に投稿された感想・評価

Ideon

Ideonの感想・評価

3.0
高校時代に恋仲になった敏郎と葉子。二人して東京に出てきて苦学していたが、都会の生活に疲れ、葉子は帰郷、結婚し娘を産んで、そのまま還らぬ人になってしまった。一流ビジネスマンになった敏郎は、ある日、医師から無精子症であることを告げられる。虚ろな日々を送る敏郎だったが、コンビニである少女と出会う。花鈴と名乗るその少女は、何と葉子の娘だった…というお話。
大林宣彦監督の大分3部作の1編。伊勢正三の22才の別れとリコリスをテーマに親子二代にわたる純愛を描く。近作に連なる異形な映画である。アングルは常に斜めに傾き、画面は常に薄暗く、BGMには不協和音が混じる。清水美沙を脇に回して、全くスターオーラのない二人のヒロインを起用。観光映画としての一面もあり、地方を舞台にした長編3部作の原型が見られる。福岡在住の私には、見慣れた街並みが再構成されて出てくるのが面白かった。
R

Rの感想・評価

3.0
大林宣彦監督の大分三部作の第2作目。
『なごり雪』に続いて、伊勢正三の曲「22才の別れ」をモチーフに、母娘2代にわたる恋の物語を描いた作品。

ある男女(筧利夫、清水美砂)は社内恋愛しており、「二人とも60年代症候群」と言い合いながら結婚直前の雰囲気。
その男の前に現れた若い女性だが、彼女の母親は、男の少年時代の恋人だった……。

映画タイトルは『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』と長いが、伊勢正三の歌、リコリスという赤い花、葉と花は母娘を意味することが分かってくる。

前作『なごり雪』の直後にその曲を聴きたくなったが、この映画も不思議と同様感覚となる。

しかし、大分の夜、灯に満たされる町の風景は美しい。
かぐや姫の名曲を
キー・アイテムに据えた、
"本気でスキな人との恋は諦めるな"
映画だね!

世代を超えた絆!みたいな
御大の監督作品のいつものテーマ。
テンポはまだゆったりめ。
三脚の水準器はブッ壊れてる。(笑)

こういう1つのポップ・ソングを
モチーフにした映画って
いつからあるんだろう?
最近だと「雪の華」「糸」
あと「小さな恋の歌」とか?
あまり成功作のイメージが無いけど
それでも作られ続けてるね

終始「22才の別れ」っぽい
メロディーが流れてるけど
あそこのフレーズ(伝われ!)は
何度聞いても飽きないな。名曲だー。
   
2021.2.26
てつじ

てつじの感想・評価

3.0
真っ赤な彼岸花が、母娘を繋ぐ記憶を重ね、22年の月日を昨日の事のように甦らせる。三浦友和の子育て論と、長門裕之の焼き鳥屋の居心地のよさ。誕生ケーキの22本のローソクはやり過ぎと思えるが、うすき竹宵にも掛けていると理解した。
三四郎

三四郎の感想・評価

3.0
冒頭、悲劇なのかホラーなのか。
大林監督の映画って…変わった世界観だなぁ。
幻想的というのかしら。
『22才の別れ』が素敵な曲故に満足。葉子も花梨も可愛くないが、フォークソングには、こんな素朴な顔のヒロインが似合うのかもしれない。

焼鳥が食べたくなった!
かぶき

かぶきの感想・評価

4.0
『なごり雪』と表裏をなす今作

こちらも20年前と現在の時空をこえた物語

なごり雪との対比で観ると面白い
AKI

AKIの感想・評価

-
ヒロシさんの登場に驚いた。

鈴木聖奈さんがカワイイ。

やきとり屋主人役の長門裕之さんが良かったな~。
BS2011

BS2011の感想・評価

4.3
「なごり雪」から連続鑑賞。
この映画は画面がずっと斜めになっているのが、不思議。「転校生(リメイク版)」の時は斜め画面が違和感なかったけど、こちらの映画では少し違和感を感じた。
でも曼珠沙華、赤いマフラー、赤い蝋燭、大分の竹宵と続くイメージは詩的でとても良かった!!
大林監督の映画の中でも好きな方の映画かも?
Taul

Taulの感想・評価

2.0
『22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語』中年男性の想いと時代に対するファンタジー。斜めアングル多用で個性的だが演出も話も不自然さのほうが目立ってしまった印象。何より私的には、伊勢正三の「22才の別れ」は完璧なフォークソングだと思い入れが強くその曲のイメージがあったので、この作品の雰囲気がなじまなかった。

2008年鑑賞
後で油さしたらいいよ!の🚲のシ~ン「さびしんぼう」ににてた。伊勢正三の「22才の別れ」が懐かしい。切ない映画。
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