ショットとロケーションの見本市のようで次々面白かった。のちの黒沢清アトリビュートが随所に見られる。あの元赤線のような哀川翔の住む部屋、パンで違い棚の間から哀川翔をとらえるショットは溝口健二を思い出し…
>>続きを読む2021-12-14記。
ハードボイルドじゃなくてハーフボイルド(半熟)か、うまいこと言うなぁ。
もうひとりのクロサワこと黒沢清監督の手腕が、脚本やカット割などから感じられる。
もともとVHSのOV…
2025/10/20 U-NEXT
ストーリーは漫画みたいなドタバタコメディーなのだが、画面のキマり方が完璧で、ちゃんと腹を満たしてくれる。子どもたちが花束でホントに楽しくサッカーしてるところとか…
撮影・美術・空間と見慣れた黒沢清の世界で見慣れぬドタバタコメディが展開
得意の長回しの中で適切なタイミングでアクションが起こるのに、それよりもキャラが、というかキャラと役者の中間みたいな存在たちが…
黒沢清の初期Vシネマ作品。
この時の哀川翔はほんとにキャラが立っててかっこよくて面白い。
特徴でもある長回しが暗い画面とか緊張感のある暴力に使われるのではなくて、ドタバタとしたコメディに使われて…