本作含めまだ4本しか視聴してないものの、シリーズ最高傑作との呼び声が高いのも納得
どれだけ努力しても、1度その道に入れば堅気に戻ることは難しい
ヤクザを単に美化するだけでなく、その道に足を踏み入れた…
このレビューはネタバレを含みます
忙しくて過去鑑賞を、任侠の王道は高倉健を楽しむ作品。
足を洗いカタギの板前になった健さんがヤクザの挑発に耐えるのがツラい前半、殴られても手を出さずガマンするのが悔しくて。
「あたいの手を切ってくださ…
「唐獅子牡丹」と「血染の唐獅子」を先に観たけど、本作はそれに比べるとちょっと落ちるかな。暴力団の成り立ちが描かれるのが興味深かったのだが、本作にはそれが無い。仇討ちも、イマイチ健さん本人の感情がこも…
>>続きを読むこのシリーズのお決まりの筋書きに加えて、藤純子の艶と長門裕之(ひょっとこの松)のいなせと山本麟一(観音熊)の勝負魂と、それから津川雅彦の唄まであって、枝葉末節肉付きがある。それでもやはり思うのはマキ…
>>続きを読む大正から昭和にかかる時代のヤクザの世界。本作の後、時代設定として日本は戦争に突入するわけで、任侠映画界的にはそのあとは戦後設定の「仁義なき戦い」に続いていく事になる訳です。"やられたやり返す"彼らの…
>>続きを読む大正から昭和時代に繰り広げられる男たちの義理を描いた任侠作品「昭和残侠伝」シリーズの第七作目。
主演は高倉健、池部良が共演、藤純子がヒロイン役を務める。
舞台は東京の深川。
花田秀次郎(高倉健)…
シリーズ第7作。シリーズ最高傑作との評価もあるようですが、それも納得。
本作の高倉健は、本来はヤクザ者ですが、板前として堅気になろうとしている。その設定がまず新鮮です(高倉健が卵焼きを焼いて子役の…