【最後のシーンがすごい】
(以下は7年前に書いたレビューです。)
DVDにて。
藤純子主演、緋牡丹博徒シリーズ第6作。
助っ人として菅原文太が登場しますが、かなり押さえた演技をしているところが…
雪が綺麗。
斜めから、下から、上から、隙間から、しっかり色々な位置があるから左右対称の絵がバチっと決まる。
長回しもええけど、場面の切り替わりはバンっといくよな
結局は緩急。
鮫島っさんは渡世…
驚異的な長回し。画面の奥と手前を跨ぐことで会話の中心人物が入れ替わり立ち代わる。早撮りとは到底思えぬ密度の人物配置と動線設計。パチッパチッと音が聞こえてきそうなほど全ショット常にキマっている。有名な…
>>続きを読む誠実すぎる文太さん、めちゃくちゃかっこいい
加藤泰監督はローアングルが有名やけど、この人長回しの人でもあるやな。
今回はこの長回しがめちゃくちゃ良かった。
フィックスの長回しであんだけおもろく見せら…
シリーズ通してスターを多数出すために、見せ場と重みのある役を必要以上に作っているので脚本が散漫になっている
演出は随所にひらめきがあるが今作の若山富三郎の出し方はふざけすぎていてリアリティを損ねて…
4.5が微妙だったので6。最後の凌雲閣の決戦シーンが白眉。今までなかった戦闘中に血が流れ血飛沫がとぶ演出。アクションも菅原文太の噛みつくような飛びかかり方が良い。もう無い凌雲閣の中へ入れるのもオトク…
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