Unbalance -アンバランス-の作品情報・感想・評価

Unbalance -アンバランス-2010年製作の映画)

MARIEKE, MARIEKE

製作国:

上映時間:85分

ジャンル:

2.6

「Unbalance -アンバランス-」に投稿された感想・評価

電気羊

電気羊の感想・評価

3.0
大好きな父親が幼いころに自殺した現場を目撃したため、恋愛において強度のファザコンになってしまった娘と祖父ほど離れた男との恋愛物語。こういうオッサンと若い娘との恋愛なんて実際にはあり得んので、ファンタジーとして観るしかない。それか、紀州のドンファンや加藤茶みたいに金で繋ぎ止めるという分かりやすい構図ならあり得るか。
Uknow

Uknowの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「あなたは 父を感じさせる人」
「彼は死んだ」
「私は生きてる」

 幼い頃に与えられきれなかった父性の延長を年の離れた男たちとの接触に求めるマリケ。決して本当に求めるそれにたどり着けない欲求は複数の男たちとの関係という歪んだ現実を彼女に与える。
 父をたどった先で出会った、父ののこした物たち。父の友人と共に開いたその鞄の中には自分の知らなかった真実があった。己が幼い頃に出て言ったきりだと聞かされていた父親の真実。永遠のラビリンス、存在すると思っていた出口は閉ざされていた。ぐるぐる、ぐるぐると巡り続ける心。
 天使たちの手で作り出される甘いチョコレート菓子、その手で触れる皺の寄った男たちの肌。母と向かい合って歌を口ずさみながら過ごした幼少の浴室、ぷかぷか、ぷかぷかと浮かぶプール。


・切ない静けさ
・チョコレートをコーヒーと食べたい

「写真は趣味じゃない ないと死ぬの」

「母は愛が足りないの」 
「いや 愛しすぎたんだ」

_
ああ マリーク 愛しき君と共に
ブルッヘとヘントの塔の狭間に暮らした

ああ マリーク 懐かしき夫よ
ブルッヘとヘントの塔の狭間に暮らした

二人の愛は冷め風が無言でそよぐ
散りゆく愛に 海が涙を流し
終わった愛に 光が闇で苦しむ
我がフランダースの地を砂が吹き荒れる

ああ マリーク フランダースの空が
ブルッヘとヘントの塔の狭間にそよぐ

二人の愛は冷め風が終わりを告げる
散りゆく愛に 海が涙を流し
終わった愛に 光が終焉を悟る
我がフランダースの地を砂が吹き荒れる

ああ マリーク フランダースの空よ
ブルッヘとヘントで泣いておくれ
亡き父の愛。同居する母の愛。異性の愛。愛を求めてさまよう寂しい女だと思いました。たいしたことない。つらいのはお前だけじゃねーよ、と思いました。心の癒し方は人それぞれ。自由です。
むうこ

むうこの感想・評価

2.4
終盤、職場でキレて暴れるシーンが。。。チョコ勿体無い。典型的なアダルトチルドレン?!
coro

coroの感想・評価

-
夫(父親)を自殺で失った親娘。母親の愛情が足りず、それが原因で父親を失ってしまったと思い込んでいる少女は、父の影を追い求める余り、死を身近に感じられ同時に生の尊さも感じらることの出来る、祖父ともいえるような年齢の男性の中に愛を求めていく。
愛しすぎても失ってしまう、ということを理解する日がやってくるまで

ふたりの愛は冷め、風が無言でそよぐ。
散りゆく愛に、海が涙を流し、
終わった愛に、光が闇で苦しむ。
あー

あーの感想・評価

2.2
年上の男性(初老あたり?)としか寝れない少女の物語。
寝た相手の写真をデジカメで撮ってはせっせと収集する趣味を持つ。

少女はチョコレートの梱包作業のバイトをしているが、あんなにもずさんな作業の仕方って実際あるのかと疑問に思った。
チョコレート工場で働くマリーク(ハンダ・コージャ)は8歳の時に父親を亡くし、それから12年間母親ジャンヌ(バーバラ・サラフィアン)と2人で暮らしている。
ジャンヌは12年笑顔が消え、なぜか父親の死因については語りたがらない。
マリークは同世代の男性には惹かれず、年の離れた男性とばかり肉体関係を持っていた。
ある日父親の幼馴染みで親友だったジャコビー(ヤン・デクレール)がマリークの勤務先に現れ・・・。

日本劇場未公開作品。

オープニングで父親がいなくなった事が分かり、年上の男性に惹かれるってのはせいぜい父親くらいの年齢の男性かと思いきや…主人公マリークが肉体関係を持つ男性は老人なんです。
てっきり父性を求めてるのかと思ってたんだけど…。
お爺ちゃん世代にとっては若い娘とセックス出来るなんてご満悦でしょう(笑)
ま、どこまでしてるのかは分かんないですけどね。
モロなシーンはそんなに無いので。
むしろ老いた肉体を写真におさめてそれをコレクションするのが趣味という娘さんなんです。

後半は父親の死んだ原因などをめぐって母親との確執なども描いてますが、やけに中途半端な状態で終了。
「で?」という感じでしたが、まぁ母子との絆は何気に深いってことですかね。

上映時間が短いのでサクサク見られる映画でした。
てぃだ

てぃだの感想・評価

2.8
「欠陥って好き」なんてさらりと言えちゃう女性はほんとステキだと思う
諒

諒の感想・評価

3.3
幼い頃に父親を亡くしたマリケ。
その影響もあり、年の離れた男性にしか魅力を感じず、年の離れた男性達と関係を持つ。
関係を持つ中で、相手の体を写真に収める。
やがて、父の事を知る老人と出会い、幼い頃に暮らしていた家に行く。
そして彼女は思い出すのだった。

映像は綺麗なのだけど、ストーリーが物足りなさを感じた。
もう少し掘り下げてほしかったなぁ。
古池

古池の感想・評価

3.8
きれいな映像。静けさと苛立ち。
踊るシーンとかも素敵。
性も描かれているけれど、歪んだ願望とか、父親を求めている、とか…
そうなのかもしれないけれど、ストーリーとしては、死を受け入れる過程、家族の再生の物語?

後半、もう少し説明してくれたほうが、(私にとっては)親切ではあるけれど、もやっとした、説明し過ぎない所も魅力なのかもしれません。
雰囲気が、けっこう好きです。

「死を意識し始めると 人は瞬間を生きるの」「欠陥って好き」
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