ベティ Bettyの作品情報・感想・評価

『ベティ Betty』に投稿された感想・評価

3.7

『ヴィオレット・ノジエール』が鏡の映画ならこちらは扉の映画といった趣で、性行為を見る/見られる関係の逆転が扉の開閉に収斂していく。

他のシャブロルと比べてカメラワークが桁違いにゴージャスで良かった…

>>続きを読む
過去と現在がオーバーラップする回想と現在軸が同時に進んでいく
n
-

とても良い!

ずっと眠そうですべてがめんどくさそうなマリー・トランティニャン。これこそ「アンニュイ」的魅力の極地であろう。

映画は魅力的な主人公が想像できればそれだけで「観れる」のだというね。
…

>>続きを読む

本作の主人公・ベティを演じるマリー・トランティニャンの完全に憑依した一挙手一投足、佇まいが素晴らしい。
(クロード・シャブロル曰く「彼女はベティを演じたのではない。ベティになったのだ。」)

自由に…

>>続きを読む
mare
3.0

酒を浴びるように飲み、自ら破滅に向かっていく冒頭のベティの姿から惹きつけられ、彼女の語りとともにどのような過去があったのかが明らかになっていく。物語全編にわたりシャブロル流の時系列シャッフルが行われ…

>>続きを読む
男がいないと存在を見出せないのか?
少なくとも家庭の中、役割の中では彼女の存在は実在感がないらしい。
また鏡像的関係のローラと決定的に道を分つのも興味深い。
謎は深まるばかり、変にまとめない方がいい
言語化難しいけど、そうにしかならない人生というか、人間というか、そんなものを描いている気がする。
Juzo
5.0

すべてを壊さずにはいられない、底なしの孤独。
雨の夜に拾われた女が魅せる、美しくも冷ややかな自滅の美学。
ミステリーの巨匠ジョルジュ・シムノンの小説を、クロード・シャブロル監督が冷徹な美学で映画化し…

>>続きを読む
自分で自分を傷つける女性を描いた美しい作品。時系列が行き来するが、さすがシャブロル作品でかなりわかりやすい。

めちゃくちゃカッコいい映画。
その人間の機微を逃さまいとするような鋭いカメラの向け方と、隙のない照明。カメラマン天才。
彼女が家を出た瞬間に向かって、進んでいく2つの時間軸の語りも好き。
トラウマを…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事