ミケランジェロ・アントニオーニのデビュー作はミステリー/サスペンス。探偵とカメラが暴く恋人たちの愛と殺意の軌跡。
妻の昔の写真を見たことで、夫は妻の過去を探るよう探偵に依頼する。探偵が来たことでかつ…
誰でも、情欲を抱いて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。
新約聖書『マタイによる福音書』5章28節のこの言葉は、様々な意味合いを持つものであり、信仰心を持つ者にとっては、あるいは大きな…
ルチアボゼーさんは、とりわけ横顔が美しい。「あーあ、二人の邪魔をするあいつ、いなくなっちゃえばいいな、いなくしちゃいたいな」の軽口が本当に起こって苦悩する話。ファムファタルものとは言い切れない半端な…
>>続きを読むひっくり返った。
【超雑あらすじ】
実業家に嫁いだ美女。彼女の若い頃の写真に嫉妬した実業家が、彼女の過去を調べるように探偵に依頼。すれ違う情報が男女の仲を縦横無尽に泳ぎ、やがてサスペンスたっぷりの…
イタリアの巨匠、ミケランジェロ・アントニオーニの長編デビュー作。
ミケランジェロ・アントニオーニと言えば、愛の不毛三部作が有名ですが、主人公のパオラ(ルチア・ボゼー)には愛の不毛感が漂っていました…