自由恋愛とあたらしい“家族”を体現したサルトルとボーヴォワールの半生。
作家としの自覚を強く持つサルトルは固定観念を嫌い、刺激のある生活を戦略的に作り上げ、それをボーヴォワールにも提案する。そして…
ダイジェスト的な展開の早さだったけど、サルトルとボーヴォワールの歩みをザッと見ることができて、良かったといえば良かった。
ボーヴォワールは、サルトルと出会って幸せになれたのだろうか…?出会わなかった…
フランスの天才哲学者二人の出会いから描いているが、凡人の私には実存主義もよく分かっていない。
第二次世界大戦後、世界がこの二人に熱狂、サルトルのノーベル賞辞退は大きな影響を与えたようだ。
結婚を否定…
原題にある「フロール」とはパリのカフェのこと。
カフェ店主がお客さんに対してあるべき姿勢もまた、実存主義的なのかなとも思った。社会通念から明らかにはみ出しているサルトルやボーヴォワールや"家族"た…