イタリア麦の帽子の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『イタリア麦の帽子』に投稿された感想・評価

ヴォードヴィル劇をルネ・クレールが脚色・監督したユーモアと追っかけで綴るサイレントの名作。
ACTミニシアターにて
tomoka
3.3
10月に国立映画アーカイブで伴奏付きを鑑賞。
1927年制作のサイレント映画。ルネ・クレール監督作品。帽子を求めてドタバタ劇。。
家具が次々と破壊されていくの笑った。
字幕が少ない割に展開の多いコメディ。展開方法自体は難しくないからついていきやすい。かなり笑いが起きてた印象。
ぴよ
-

(35mm/109分版)
気絶した女性を男性が代わる代わるに介抱する様をボーイが勘違いするのはサイレントだから成立するギャグだ。登場人物がジェスチャーをしなくてはいけない状況に追い込まれることで、観…

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4.6
柳下美恵さんのピアノ伴奏付き

たぶん広島で一回観てて、二回目。
flyone
-

上映題『イタリアの麦藁帽子』
ルネ・クレールの初期作品というだけでなく、アルバトロス映画社の、決して多くはない制作作品のひとつとしても貴重。
特権的な身体能力に基づくアメリカ的サイレントコメディとい…

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破壊のシーンが面白くて、かわいらしい。100年前のミシェル・ゴンドリー? はたまた、これがメリエスの国で培われた映画DNAなのか。

「自由を我等に」(1931)「巴里祭」(1932)のルネ・クレール監督がサイレント期に作ったコメディ。

結婚式へと馬車を走らせる新郎ファディナール。しかし落とした鞭を拾っている間に馬が道端にあった…

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4.5

エネルギーッシュな狂騒。世間は狭く、登場人物が強引に繋ぎ合わされた挙句ラストでセネット的に入り乱れる。家具や人物の高速移動といったダダイズム演出はクレールの原点であるが、トーキー後は仰角カットすらも…

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町蔵
4.2

蓮実重彦がベストに選んだのも納得の艶笑劇
鳥飼さんの生ピアノも素晴らしかった
アフタートークにて、山田宏一が安心して見れるアバンギャルドと評していたというように、実験的なショットが混じる
群衆を俯瞰…

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