チャップリン・キートン・ロイドにリスペクトを捧げた茶目っ気あるOPからニヤニヤが止まらないw。動物の群れによるブルジョワ屋敷の破壊、戦場めいた様相と化す楽団員たちの大乱闘、タガの外れたギャグが満載。…
>>続きを読むソ連映画の30年代、当然のことながらイデオロギーむんむんな映画が多い中、このファンタジックなスラップスティックコメディー。こういうのでいいんだよ、こういうので、とついつい言いたくなっちゃう作品です。…
>>続きを読むグリゴリー・アレクサンドロフ監督作品。
牧童のコースチャは、有名な指揮者と間違われて、令嬢エレーナの館へ招かれるが・・・という話。
ソ連初のミュージカルコメディ。
オープニングから楽しい。チャップ…
アレクサンドロフ(エイゼンシュテイン映画の助監督などをつとめている)によるソ連初のミュージカル映画、こちらも見応えがある
冒頭の老若男女犬猫畜生を引きつれて歩くほぼシークエンスショット、海のシーンな…
オープニングのアニメからも欧米を意識している意図が見て取れ、チャップリンやマルクス兄弟などの、同年代ハリウッドのスラップスティック・コメディを彷彿とさせるミュージカル・コメディ。
常に動きっぱなし…
初監督作品、ソ初ミュージカルということもあって、個々のカットは強いが、カット間の連関や滑らかさはどうにもぎこちなく、角度もタイミングもスムースには流れていかない。しかも、時間経過が適当に何時間か…
>>続きを読む34年という時代背景を考えるとあまりにもお気楽能天気なソ連映画で、郊外は荒れ果てていたはずだしスターリンの大粛清はあったし、そういうことを考えると冷や汗を感じてしまうわけだけど、映画作品としては比…
>>続きを読む冒頭や、作中に挟まれるアニメ部分が楽しい。
ロイドやキートン、チャップリンが知られてたという事は、この時代にはまだ、欧米映画作品がソ連にも入ってたのかとびっくり。
日本の昭和10年代みたいに、文化面…
運動につぐ運動の映画。編集でだいぶ誤魔化されてはいるが、やはりハイライトは動物たちがワチャワチャと階段を駆け上がり屋内に雪崩れ込んでくるところか。段取りも後処理もしんどそう。
20日からのソビエト映…