「自分をつまらないと思う?」「自分をつまらないと思う?」何度も訊ねて相手をイラつかせ、前のめりに解答させることで、自尊心をなであげ、都合よい物語を相手の脳内に構築させる。
サイエントロジーの洗脳手口…
終始一貫して、ポール・トーマス・アンダーソンが描いているのは、あらゆるかたちで挫折していく父性のように思う。このことは、フィルモグラフィを概観するように『マグノリア』(1999年)に記した通り。
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難しい映画でしたが、この辺りのポールの映画はいよいよ近寄りがたい感じがあります。
ホアキンの謎なキャラとフィリップ・シーモア・ホフマンの教祖との関係が、実は〜というのを解説を読んでから理解しました…