冒頭、船から降りる担架の長い影は表現主義的。精神病院が舞台だったり、医師とのインタビューでの切り返しなどは『チチカット・フォーリーズ』を連想させるが、ワイズマンと比べると流石におとなしめ。しかし、フ…
>>続きを読む戦争では目に見えない傷を負った者もいる…というナレーションで始まるPTSD戦傷兵の治療プログラムを追ったドキュメンタリー。カット数多いし、演出ゼロのはずがない作為に満ちた切り返し(2カメ体制なら片方…
>>続きを読むそりゃあ天下のワイズマンの比べると落ちますが。米軍のPTSD復帰プログラム賞賛の意図がだいぶ入ってるプロパガンダ映画ではあるが、こういう映画とスタンリー・コルテス!のケレン味のある絵はとてもマッチす…
>>続きを読む濱口『うたうひと』と並んで(他の映画でも見たことあるけど忘れてしまった、Filmarksには自分の感想を検索する機能が欲しい……)、平気で顔と顔を正面から切り返す、面の皮が厚いドキュメンタリー。演出…
>>続きを読むジョン・ヒューストン特集をもう一本。
WWⅡでPTSDになった兵士たちの治療過程を撮った1時間のドキュメンタリー作品。
「戦争でキズを負った彼らもちゃんと治って社会に戻れましたよ🏥」という宣伝のため…
遅くなってしまったけどStrangerのジョン・ヒューストン特集、始める。第二次世界大戦で「精神的に」負傷した兵士が帰国後に専用の病院で治療を受け回復していく様子を撮影したドキュメンタリー。足が麻痺…
>>続きを読む撮影行為が意識されているのは当然として、教室の後ろからアトラクティブに撮った様が『夜間中学』のぬるっとしたカメラ思い出したりしてた。本作にさすがにそれはないけど、3台?のカメラでほぼアクション繋ぎみ…
>>続きを読む医師と傷病兵の会話が切り返しで描かれ、ときにはクロースアップも入り、それでいて同時録音でカメラが回る音も入っている。最低3台のカメラが同時に動いているはず。もちろんまばゆいばかりの照明が当たっている…
>>続きを読む演出の無い映画は無く、また真実かどうかというよりも、第二次大戦直後の戦争PTSDとその治療の過程を扱うプロパガンダ映画を国主導で作ること自体が当時の日本ではあり得なかったことだなと。今でもか。
構成…