バビロン2 THE OZAWAの作品情報・感想・評価

バビロン2 THE OZAWA2012年製作の映画)

上映日:2012年11月10日

製作国:

上映時間:46分

3.5

あらすじ

「バビロン2 THE OZAWA」に投稿された感想・評価

『花物語バビロン』と続けて鑑賞。

日本人旅行者を映したフィルム映像と、アジアの歴史がつづられた字幕、その字幕を英訳したと思われるナレーション、という三つの要素で構成された実験映画(と解釈)。

とにかく忙しい映画で、正直頭がついていかなかったが、不思議と退屈しなかった。



終映後、出演の富田克也さん、相澤虎之助監督による舞台挨拶。

空族の始まりの話。
ヒッチハイクブームを意識しつつ、アジアの裏経済に興味を持ったのが、本シリーズ制作のキッカケ。
同じ登場人物が、空族の別作品に出てくる。
ゴダールの影響を受けた。
『3』も撮りたい。
など。


その後、私から撮影と編集に関して質問。

「1作目は1997年。2作目は2012年制作だが、見た目はどちらも同じように見えるが、どちらもフィルムで撮影し、編集したのか?」と。

対して、

「どちらも8ミリフィルムで撮っているが、『2』の編集はデジタルで行った」

という回答をいただいた。
21-246-88
「空族特集2021 God speed you!!」
富田克也トークショーつき。相澤虎之助がバックパックしてたとき、トゥクトゥクの運ちゃんから「女ほしいか、薬ほしいか、銃撃ちたいか」って繰り返し聞かれて、アジア裏経済三部作構想したってエピソード良かったけど、話の途中で「もうお時間です…」とスタッフから横槍が入ってトーク終了。
観賞後、ハモニカ横丁のココナッツで、ネーム、ソムタム、パッタイでビール三本、汗びっしょり。
gesu

gesuの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

空族のアジア裏経済3部作2本目。花物語バビロンと同時上映。
今作は戦争(武器)がテーマ。
この作品以後にも度々出てくる元自衛隊員オザワが主人公。富田さん若い。鷹野さんも。
国道20号線でタイ帰りだった伊藤さんも出てきてフーテンかと思えばまさかの革命家。
今作も戦争の歴史と麻薬、武器、女を通してアジアの現在を浮き上がらせる。
特にベトナムカンボジアと対アメリカ。
舞台挨拶で語られていた現地のトゥクトゥクの運ちゃんにクスリはいるか?女はいるか?銃はいるか?と聞かれたことでこの3つをテーマに掘り下げようと思ったという話はとても貴重だった。またベトミンの宿営地?みたいなのところの撮影裏話も聞けてよかった。

インタビュー記事を見つけた。

https://ghoststreamweb.com/text/babylon-ogino/

こっちは公開当時のインタビュー。面白い。

https://www.nobodymag.com/interview/babylon2/index.php
円だ?株だ?ドルだ?国家だ?てめえらの土台は血まみれじゃねえか
「麻薬に密輸に横流しに売春、戦争はいつだってビジネスで金儲け。」

「旅行というものは詰まるところは侵略され占領された土地巡り。」

「旅の思い出も良いが、その地に流れた多くの血も忘れることなかれ。」

などなど強烈なパンチラインの効いた台詞が他にも多々。「バンコクナイツ」に繋がる内容。ベトナム、カンボジアをリアルに旅してみたくなる。
これもバンコクナイツにつながる映画だった。
『東京裁判』を見たすぐ後に見たので、自分のアジア諸国に対する戦争認識の薄さを実感。

空族特集上映
唐突な爆音。

このあとカレー食べたくなってネパール屋行った。ネパール料理の店。ほんでPayPayで支払って帰った。
KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

3.6
シネヌーヴォのおかげで、空族の過去作品をコンプリート出来そうな状況で感謝、感謝です‼️

2012年のこの作品は、1997年の『花物語バビロン』の続編。「クスリ」を扱った前作に続いて、今作では「武器(兵器)」を扱っています。

映像とセリフと膨大な文字情報がガンガン同時発信されるスタイルは前作から踏襲されていますが、こちらの方が整理されていて見やすかったです😊

でも相変わらず8mmで撮影されているので、映像の荒々しさが、映画全体に感じる「何かイライラしてる感じ」とか「怒ってる感じ」にマッチしていて、そんなプリミティブな魅力は今作でも健在です。

実際に武器を撃ってみたり、登場人物が話をしているすぐ後ろで爆発が起きたりするのも生々しい。それが8mm映像だと逆にリアルで、映像の解像度が上がればリアルな映像が撮れるのかというと決してそうではないんだな~と感心させられました🤔

主人公のオザワはもちろんのこと、革命家の古神など、のちの『バンコクナイツ』につながる伏線がたくさんあるので、そういう意味でも見どころは多く、『バンコクナイツ』の前日譚として楽しみながら見ることもできました‼️
こちらもシネヌーヴォの空族特集、相澤虎之助2012年。
しぶとく8ミリ撮影。

『高校大パニック』(8ミリのオリジナル)『暗くなるまで待てない』『特攻任侠自衛隊』とか、古い映画、また見たくなった。
rzstit

rzstitの感想・評価

4.0
知り合いの縁でフィルムとデジタルの両方で観させてもらった
映像、ストーリー展開、セリフ、ナレーションからテロップの出し方に至るまで全部がカッコいいなと思った!
空族の作品は、「サウダーヂ」が初見かなと思ったけど、実はこっちが先だった
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