ホワイト・マテリアルの作品情報・感想・評価

『ホワイト・マテリアル』に投稿された感想・評価

なんか息子の描写が雑くて冷めた
大筋は典型だけど、やたら挟まれる謎エピソードだったり、この映画自体をドゥニが持て余してる感じした
Yuta
3.8

MUBIで鑑賞。4作続けてドニを見たが、ジャンルも雰囲気もばらばら(以前に見ていた2作もさらに違う)。
フランスが植民していたアフリカ某国(特定されていない)で紛争が起きフランス軍も撤退したのに自分…

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【クレール・ドニ】
2010年発、存命する最高の映画監督ランキング 50人 (米誌「PASTE」 発表)第28位。
Rin
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(別媒体から感想を転記)

2024/03/31
日仏で鑑賞。フランス軍が撤退してもアフリカの地に残って生きようとする女性を描く。ただ生きようとする部外者と銃を持ったその地の人、どちらも侵略者だった…

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C
3.4

息子がレジスタンスに加わった時の解放された表情が印象的で、人種と生まれた土地に挟まれて、負のエネルギーから反抗を始める見応えのある立ち位置を担ってる。

他所者と住民の対比で、切実さの違いを描く。『…

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4.1

静かに怖い

いつもながら本作も音楽最高

やはりイザック・ド・バンコレの存在感が圧倒的。『ショコラ』から22年経っての撮影とは思えなかった(彼が変わってない)

ユペール様息子役のニコラ・デュヴォ…

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5.0

銃持ってはしゃいでる子たち本当に怖い。槍と鉈持って白人の物を盗み、人を殺して何かわからない薬をラムネ菓子みたいに食べる。全部の行動が抵抗としての大義名分を持つのか、それ故の歯止めのかからなさがスクリ…

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唐突に異分子化する息子の描写には興を削がれたが、地を這う様な目線で描かれる支配·搾取への抵抗は緊張をはらんでいてよかった。アフリカでフットワーク軽めに立ち回るユペ様を拝めたので満足です

クレール・ドゥニが『ショコラ』から問うてきた自身の出自に対する一つの回答をこの映画に見たような気がした。

単なる支配・被支配の関係性に回収しない重層的な人間関係。イデオロギーから距離を置いて作中の…

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このレビューはネタバレを含みます
愚かさ(というより盲目さ)故に最後まで生き残る、というのが何だかリアルだ。

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