一言で言うなれば『私刑の是非』を問う映画だと思う。
7歳の少女を2度も惨殺した凶悪犯に、10億という莫大な懸賞金をかけて全国民に殺害を依頼し、私刑にかけようとする被害者祖父の蜷川。それに対して、犯…
ビーバップハイスクールの漫画家、木内一裕氏の小説を映画化したもの。
監督がクローズシリーズや着信アリで有名な三池崇史氏ということから、かなり期待してみました。
あまり日本ではみないタイプのストーリ…
とても惹き込まれるいい作品でした!
凶悪犯を殺せば10億円をもらえる。
この状況になった時の人間の怖さたるや…
警察、医者までも移送中の犯人を殺そうとしてくる恐ろしさ。
自分だったら…と
移送…
藤原竜也の救いようもない悪役の演技が光る。
幼い女の子を残虐な方法で殺害した藤原竜也演じる清丸に10億円もの懸賞金がかかり、知り合いに殺されそうになった為出頭。東京まで移送するのに“国民vs”状態…
こういうのは、やられないでー!と思いながら見るからハラハラするのであって、胸糞犯人がどうなってもいいし、なんならやられてしまえ!と思って見てるので大してハラハラもせず。
しかし、いくら懸賞金がかか…
容疑者に関してはずーっと胸糞。
藤原竜也の演技力でほんとに慈悲の心も
芽生えないくらいやな奴でありがたい。
現実にこんな事態になったとしても
警察も税金もあんな大層に使うのだけは
ご遠慮願いたいね…
(C) 2013 映画「藁の楯」製作委員会