コメディ枠でいいのか、くらい悪い汗が出るような話。色々な試みに関わらず、攻撃命令が停止されずに核戦争になってしまう。アメリカとソ連が当事者だが、登場人物はほとんどアメリカ人。将軍の秘書が全身が映る鏡…
>>続きを読む『時計じかけのオレンジ』で個人の自由意志をめぐる悪夢を描いたスタンリー・キューブリック。その前に彼が撮ったのが、人類全体の“不自由な”終末を描く、この傑作ブラックコメディだ。
核戦争。およそ笑うこ…
2025年にあらためて『博士の異常な愛情』(1964年)を観ると、その風刺の鋭さと美学の完成度が、むしろ現代にこそ刺さることに驚かされる。核戦争をブラックユーモアで描いた本作は、AIの軍事利用、誤作…
>>続きを読む"総統!私は歩けます"
たしかにコメディ要素があるんだけど
全然チープじゃない
特に爆撃機内シーンのリアルさに圧倒された
切羽詰まってるのにどう足掻いても
喜劇に転んじゃう会議シーンはかなり好き…
妄信、利己主義、狂気、偽善。
資本と共産、軍事と政治、男と女。
みんなそれぞれの正義があって真面目にやってるんだろうけど、同時多発的に起こるドタバタを引いて見るとしょうもなくて仕方ない。
そんな…
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