M★A★S★H マッシュの作品情報・感想・評価

「M★A★S★H マッシュ」に投稿された感想・評価

こく

こくの感想・評価

4.0
朝鮮戦争の最前線から5キロの野戦病院の軍医たち日常。

一切戦闘シーンがなく、当事者の朝鮮半島の人々はほとんどでてこない。酒飲んで手術の毎日。ほかは、タバコ吸ったり、覗きしたり、嫌な上官を破滅させたりと、だいたい全編ふざけてます。

反戦映画というよりも、何の関係ない他国で戦争なんでバカにしかできないし、医師だってバカにならなきゃやってられないという強烈な皮肉。

戦争で人がわかりやすく狂う『地獄の黙示録』や『プラトーン』よりも実はずっとヤバい。
『本日の映画は「マッシュ」でした』

プラトーンと合わせて、戦争ものと複数の映画賞獲得している繋がりという、両作のファンから怒られそうな理由で手を出してみたが、絶妙なブラック加減がたまらない。

下品なジョークが多いとこは人を選ぶかもしれないけど、ブラックさが売りのジョークでそれを言ってはお終いよ。
個人的には濡れ場音声生放送のシーンが、翌日の展開含めて中々のもの。

基本的にはコメディなんだけど、繋がりを無視して入る手術シーンや、会話の12時間勤務などのワードによって、戦場の前線であることを否応無く思い出してしまう。

正気と人間性を保つために、劇中の人物があんな行動を自覚して繰り返しているという、
地獄の黙示録の中に登場してきても、おかしくない生々しい登場人物たちでした
イシ

イシの感想・評価

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アルトマンで好きな映画けっこうあるけどこれはシュミわるっ! て感じ
スポーツ映画を観ているんだっけ?
という疑問が途中で浮かんでくる作品

朝鮮戦争を描いたブラックコメディ作品
争うシーンは出てこないけど、負傷兵を手術するから観てて結構辛い

戦争あるあるを描いており、皮肉がきいた展開がチラホラと

後半はフットボールの試合が続き、日大悪質タックルも霞むほどの、悪質なゲームになってます…
じえり

じえりの感想・評価

3.0
緊張感がない戦争映画

ペインレスの自殺騒動…最後の晩餐からの看護師
ヘリでの彼女の微笑み
ゴルフの為に日本へ
ホットリップスがビッチ
ドナルドサザーランド若い
ラストの振り返り
70年代は特に反戦をテーマにした作品が多く送り出された時代だったようです
戦争映画を紐解いていると、しばしばこのタイトルに出くわすはずです
そんな記憶に残る名作

人手不足でとある野戦病院に送られてきた二人の医師
医師たちの逸脱ぶりをブラックに描くことで戦争の愚かさにせまります 
あの群像劇の秀作93年「ショート・カッツ」のロバート・アルトマン監督の代表作

【感想】
戦争に医療に性・・・コメディであればあるほど逆に考えさせられてしまう

主人公たちの常軌を逸した行動も、何の何の”戦争“と言う狂気の前では”あり“なのかもしれません
Today's movie was MASH. That's all.
knkne

knkneの感想・評価

3.6
お初にアルトマン!
ちょこちょこ流れる日本のラジオ。芸者。
ちなみにオープニングの曲「suicide painless」は監督の息子(当時なんと13歳)が作ったそうです。どんな感性や、。

朝鮮戦争の最前線というのに緊張感ゼロ笑
イタズラに次ぐイタズラ。
部活の合宿気分、修学旅行の夜のテンションである。
ホットリップスのくだりは笑う。
ブラックコメディハマりそう。
はせ

はせの感想・評価

3.4
イかれたやつばかりの映画
ヘイズコードが解禁された後の映画であるため、過激なシーンが多めなんだろうな
多分監督は反戦映画って言われるの嫌なんじゃないかと妄想。
俺は主戦派、反戦派、その両方ともをバカにしているんだけどな、みたいな。
ベトナム戦争に反対はしていたとしても、戦争反対と書かれたプラカードを掲げての直接的なデモやシュプレヒコールなんて嫌いそう。そういうのは、オリバー・ストーンが好きそう。(あくまでも勝手なイメージです)

主人公含め本能のまま欲望を肯定して自由に生きる人間も、軍規や聖書に縛られ、欲望を抑圧して生きる人間も、右も左もどちらも同じように狂っていて滑稽でした。
そんな滑稽さこそが人間と言わんばかり。中でも、This is 人間はホットリップス。
今の時代なら完全アウトな女性蔑視にも負けない姿はとってもチャーミングでした。
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