先週3月7日がキューブリックの命日だったということで久々に見てみた。
核戦争が起こるかもしれないという深刻な状況にもかかわらず、子供の発端となった頭のイかれた強面スターリング・ヘイドンやピーター・…
『時計じかけのオレンジ』で個人の自由意志をめぐる悪夢を描いたスタンリー・キューブリック。その前に彼が撮ったのが、人類全体の“不自由な”終末を描く、この傑作ブラックコメディだ。
核戦争。およそ笑うこ…
2025年にあらためて『博士の異常な愛情』(1964年)を観ると、その風刺の鋭さと美学の完成度が、むしろ現代にこそ刺さることに驚かされる。核戦争をブラックユーモアで描いた本作は、AIの軍事利用、誤作…
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