戦前の時代の最も美しい部分を描いた作品のように感じた
列強に技術と工夫で追いつこうとする姿 直らぬ病に対してそれでも愛を全うする姿 背後から伸びてくる戦争の影にそれでも自分のできる事をする姿 どれも…
これも過去に見たが、飛行機好きのオッサンの映画くらいの理解しかしてなかった自分が情けない。
主人公は大正から昭和にかけて実在した人物、堀越二郎がモデル。関東大震災、世界恐慌、貧困と結核、戦争につ…
堀越二郎と堀辰雄“実在”した2人の人物の人生を掛け合わせて、キメラ的“オリジナルの堀越二郎”の物語を作るという常人では考えつかない荒技をもって作られた映画、好きな映画なのだが毎回この部分に引っかかる…
>>続きを読む映画の初めの方に、本庄が世の中の色んな矛盾について話していたけど、見終わって一番最初に思い浮かんだのはそのシーンだった。堀越二郎は菜穂子と幸せに暮らしたいけど飛行機の開発を進める、飛行機は希望 と言…
>>続きを読む1920年代の日本は
不景気と貧乏、病気そして大震災と
“まことに生きるのに辛い時代でした”
人が亡くなってしまったことを「空に憧れて」と表現するセンス。一生かけても思いつかない
妹ちゃん悔し…