最初から最後まで描かれる不条理な世界。
多分、昔の自分なら、人間の持つ怖さをえぐった秀作…のような言葉で、高い評価をしたかもしれない。
でも、最近は映画に求めるものが変わってきた。やっぱり痛快さとか…
このレビューはネタバレを含みます
始めの女の子のついた嘘は小さかったのに、周りの大人がどんどん大きくしていき最後には何もしていない主人公が最悪の変質者にされてしまう過程が見ていて苦しくなる。終盤の今まで主人公を疑い拒絶していた周囲の…
>>続きを読むカジノロワイヤルでもそうだったけど、マッツ・ミケルセンほどジリジリと苦境に追い詰められて行く様子が様になる俳優も中々いないんじゃないかと思う。 ガラスが割れる様子を見て、暴力性を感じるのと同時に美し…
>>続きを読むデンマークの風景の美しさと、内容の重さ。
痴漢冤罪もそうだけど、いつ自分がそうなってしまうのかって考えて、あんまりにもリアル。
誰も悪人がおらんというのもやるせない。
子供と酔っ払いは嘘をつかないっ…
小さな町での誰にでも起こり得る恐怖!周防監督のあの映画と比べてしまいがちですが、何と言っても鬼気迫るマッツ・ミケルセンの演技が全て。ガツンとくるストーリーに目が離せません。北欧インテリア好きの方は必…
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