「白いリボン」に投稿された感想・レビュー

ずん
ずんの感想・レビュー
10時間
3.5
正しさとは、自分が信じるものとは。
寂々兵
寂々兵の感想・レビュー
2017/05/17
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ハネケの映画には、神の視点を持つ語り手は今まで一度も出てきてないんだが、この映画では「教師」なる人物が冒頭からベラベラと喋っていて、では彼は一体?というのもこれはざっくり言うと「教育」の映画であって、閉塞された村での圧政的な教育がファジスムの種へと生まれ変わり、それが世界中で胎動していることへの警鐘。そして第一次大戦によって村の不文律が崩壊し、白いリボンによって抑圧されていた子供が生まれ変わるまでを描く作品である。ゆえに教師がずっと喋っているんだが、ではこの映画に隠された謎は何ぞと言うと、それを解明するのは不可能であると言える。なぜならこの村は世界の歴史そのものであり、世界中の悪意の根源であり、それらをひも解くことは神が成し得ることであって、その神たる教師が歴史の認識を誤っているのだから。それに気付いていざ立ち返ると、冒頭で教師が何気なく語る言葉が非常に重要であると言っても過言でなく、よく考えられた凄い映画であることはいわんや理解できるが、鑑賞中は退屈だったことはどうしても否めない。
みそ
みその感想・レビュー
2017/05/13
4.0
「お前は醜く 汚く 皺だらけで 息が臭い カバーを殺菌しとけ」

ミヒャエル•ハネケしか出せない箱庭の鬱屈さが良かった。パルム•ドール
takano
takanoの感想・レビュー
2017/05/12
3.8
第一次世界大戦直前のドイツの田舎町で連続する不可解な事件を描いたハケネ監督の2009年の作品。
昔のモノクロ映画の雰囲気だが現代的な映像美。雪の日の白銀の眩しさは格別。
独特の映像表現のハケネスタイルは毎度。また説明を省いて観る側を推測させるのも変わらない。

この作品のキーワードは教育/宗教/抑圧(それらを象徴する登場人物がいる)連続暴行事件は、抑圧や嫉妬や悪意が発端のため犯人逹が何者かは察しやすい。
教師が語り部という配置も的確。

感想としては、気持ち悪い映画。
子供の結束の薄気味悪さや、牧師の家庭教育「白いリボン」の意味、夜は年頃の男子の手を縛る意味がぞわぞわした。

心を抉る台詞を吐かせるのも監督らしい。
医者の愛人に対する暴言には腹立つ以前にここまで言うか…と唖然としてしまった。
特に「why don't you just die(黙って死んでくれ)」には殺意を覚える台詞として秀逸。自分が同じ立場でこれを言われたら相手の脳天カチ割る自信がある。

「ファニー・ゲーム」がトラウマになっているため監督作はいつも重い気持ちで観始める。で、結局手のひらで踊らされてる気持ちになる。複雑。でも観てしまう。
A子
A子の感想・レビュー
2017/05/12
3.5
強い者に虐げられて、その不満が積もり積もってどこかで爆発して、の連鎖。
センスはないけどわかりやすく言うと、どろどろした職場の上下関係みたいな感じだったよ!

大人の世界だけの話ではなくて子供の世界にも連鎖が繋がっちゃったから、男爵夫人はジギを守るためにそりゃ逃げるよなあ

余所者のエヴァと教師もよかった。
箸休め?じゃないけどちょいちょい癒された。

ハネケ作品にしてはそんなに重くないし不快じゃなかった。
めちゃくちゃ構えて観たからかもしれないけど。
マリモ
マリモの感想・レビュー
2017/05/11
4.0
ピアニストもそうだけど、
ハネケの描く「親」が好きなのかもしれない。
薫
の感想・レビュー
2017/05/09
2.5
終始どんよりと重苦しい。
ハケネは人の嫌悪を描き続けるから、どの作品も観たくないのに観たい気持ちになる。
Tomotaka
Tomotakaの感想・レビュー
2017/05/08
3.8
こういうの見ないとアホになる
てぃだ
てぃだの感想・レビュー
2017/05/07
2.2
辛い2時間30分だった。頭悪すぎる自分には全くもって面白くなかった。つくづくパルムドールは自分にあわない。映像は綺麗ですねはい
吉木
吉木の感想・レビュー
2017/05/07
3.9
この時代この村の子供達にとって大人は毒薬。
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