厳格な牧師の愛鳥の名前が「ピーピー」というのは微笑ましい。小鳥の世話は手慣れている。止まり木は一本。エサ(シード?)は敷き紙の上に直接まいている。水入れだけでエサ入れはなし?
純白の小鳥ピーピーがハ…
エンドロール流れた瞬間「え?ハネケさん、これで終わりですか?」って思ったよね。
犯人捜しのサスペンス作ってないのは分かる。細部が不明瞭なシーンもそんな重要じゃないんでしょう。社会に蔓延る差別、抑圧…
「君には自尊心がないのか」
「あなたには少しもないわね」
「君は頭がいい。バカのフリをするのはやめなさい」
なんとも薄気味悪い、後味の悪い作品だった。なるほど、これがミヒャエル・ハネケか。監督の…
あの村は国家の縮図だったのかなと思った。
上から抑圧された者が自分より立場の弱いものに当たり発散する。
人間らしい汚く愚かなものをスクリーン全面に描写することに関して、ハネケの右に出るものは居ないの…
「FUNNY GAMES」の救いようのない胸糞な感ぢを期待していた為、ちと拍子抜け。ただ、不穏な空気感や都度都度の残酷な描写はサスガといったトコロか。特筆すべきはこの医師!胸糞にも程がある。まさに人…
>>続きを読む権力者の男たちの自分勝手な欲望や悪意が女性や子供たちに向けられ、彼らの憎悪が増幅し静かに蔓延する様子が見事に描かれている。
とりわけ若者や子供たちの演技がほんとうにありのままに見える。白いリボンで彼…
こういうの、大好き。
1913年、北ドイツの小さな村。大地主の男爵を中心に人びとが静かに暮らす村で数々の奇妙な事故が起きる。
時代設定、好き!舞台設定、好き!
これから様々な技術が発展し、生活の…