うまく言葉にできない、奥まった場所に大きくて刺々した何かがある感じ
遠近感、見え隠れ、配置。空間としても人間関係としても、そんな単純な操作で生まれる奥行
みんなずっと話していて余裕がない、この世には…
全編が一室で織り成されるのに画がもつ圧倒的な美術と衣装、遊戯的な構図と執拗なリフレーミング。
救いようのない女心の深層を描いた、戯曲のような124分だった。
濃密に肥大していく感情を、たった一部屋の…
西ドイツの鬼才ファスビンダーの最高傑作のひとつ。
見直すたびに凄味が増していくタイプの名画。
成功したファッションデザイナー、ペトラが若く美しいモデルのカリンと出会い、愛と支配の関係に溺れていく。…
傑作
前半の退屈と後半のヒリつき。この一部屋で行われる苦しい膠着を、また結局捕らわれる支配関係を乗り越え、マレーネとともに観客も開放される。
始終完璧な構図とライティング。ファッションデザイナー…
唯一好きになれたのは、マレーネの荷造りの仕方。
ペトラはダメ女だけどダメ男でもあって、マレーネの去り方はダメ男に見切りをつけた女性そのものって感じだった。
あのシーンのためにある映画といっても過言で…
あらすじ
主人公のペトラは、自身の才能で成功を収めたファッションデザイナーです。彼女は二度の結婚に失敗し、現在は傷ついた心を隠すように暮らしています。ペトラの家には、助手のマレーネが住み込みで働いて…
冒頭の一文にあるとおりマレーネの映画。画面の端っこやら音やらで彼女の存在がずっと示され続ける。だからこそのあのラスト。
ただ、演劇調で恐ろしく体感時間が長い。あと演出として狙ってるから仕方ないがあ…
会話劇。ひたすらに会話。
場面はずっとペトラの自宅内なのに全く飽きない。
男性には支配されないのだ、と高らかに言うが、支配からの恋愛しか知らないペトラがとても哀れで。
そして、この作品で一番大切なの…