焼け石に水の作品情報・感想・評価

焼け石に水2000年製作の映画)

GOUTTES D'EAU SUR PIERRES BRULANTES

製作国:

上映時間:90分

ジャンル:

3.7

「焼け石に水」に投稿された感想・評価

だいぶ前に観たので細かい所はうろ覚えだけれど今の所オゾン作品の中では1番好きな作品。ドイツの故R・W・ファスビンダーの未発表の戯曲が原作。
美しい青年とダンディで駆け引き上手なおじさまの甘い生活から始まり青年の婚約者が登場し状況はどんどん泥沼と化していくが、お洒落でキッチュな画面作りと独特のテンポで非常に魅力的な作品に仕上がっている。脈絡もなく突然踊り出す映画は最高。
フランス映画は色が綺麗で配色観てて興奮するな〜
ageless505

ageless505の感想・評価

4.0
フランソワ・オゾンの長編、リベンジ鑑賞です。

中年男レオポルドが街で見かけた青年男性フランツをたぶらかしすぐ同棲を始める。フランツはレオポルドの気を引きとどめたいがレオポルドはすでに飽きている。所在を心配した青年の婚約者アナがレオポルド宅を訪れる。レオポルドはすぐアナとも関係を持つ。そんな中レオポルドの元愛人(男)ヴェラが性転換した姿で現れる。突然四人でサンバを踊り出す・・・ここまではよく覚えていて、なんとなくもう一回観たくなりました。

しかし話の流れだけ文字に記すと、ド変態映画ですね。作品自体は駆け引きやセリフの間がとてもおもしろく、恋愛関係のみの断面でよくこ こまで人間心理のなんたるかを描写できるもんだとうなります。映画を知りつくしたオゾン。

突然サンバを踊るシーンは「ラビ・ジャコブの冒険」(原題Les Aventures de Rabbi Jacob、Filmarksでは「ニューヨーク←→パリ大冒険」となってます、なんだそりゃ)の唐突なユダヤ人ダンス思い出しました。ダンスシーンはフランスコメディものの潮流なんでしょうかね。
McQ

McQの感想・評価

5.0
変態だった頃のフランソワオゾン作品です。(今は結構真面目に映画撮ってますが。。)

この感じが好きです。
独特な雰囲気とテンポ。。
そして突然皆んなで踊り出す。
ずっと観ていたい。
ganegames

ganegamesの感想・評価

5.0
今までみた映画で一番頭おかしかった。
最高にひどい映画
途中まで真っ当な恋愛映画だったのに…
構図的にも割と好きだった
ゲイのオゾンらしい青年と中年男の倒錯した恋愛模様を描いた話だと思ったけど、ファスビンダーが原作と言われたら確かに演劇チックなところはそれらしいなと思ったし、演出やカメラアングル的にもファスビンダーを意識しているっぽいところが見られたのは好印象だった

しかしオゾンにしろアルモドバルにしろギロディにしろ、同性愛者の監督する映画、特に恋愛の絡んだものがやけに艶やかに見えるのは美術や衣装の配色に若干女らしいところが滲み出るからなのか
346

346の感想・評価

5.0
これを観て、何を書いてもこの映画を上手く語れないなと思ってそのまま3ヶ月フィルマークスを開かなくなっちゃったぐらい。落ち込んだ。

なんだろ…。傑作!とか、名作!とか、芸術だ!とか、何を言っても合わないし、そんなに凄い映画でもない。だから本当は評価点も5点満点なんかじゃないけど、でも、いったい何が減点になるのか分かんないから、5点つけるしかない変な映画。


「家まで送ってよ」
「いいよ。その時が来たら」

この台詞ではじまることの、美しさ悲しさ。

報われない愛はどこにもいけない。その小さな部屋から出ることができない。なぜなら、それが全てだから。そこにしか世界はなかったから。そんな映画。
RYUYA

RYUYAの感想・評価

4.0
オゾンの初期作。
中年と青年の”同性”生活とその皮肉な終焉を描く。
家の中しか出てこないのに、なんでこんなに面白いものが撮れるのか、オゾンの肩をガシッと掴んで質問攻めにしてやりたくなる悔しい一本であり、嬉しい「一本!」

それにしても、『メランコリア』のキルスティン・ダンストを超える超絶プロポーションに、こんな所で出会えるとは...
リュディヴィーヌ・サニエさんのヌード、マジすごいっすよ。
スクショして町中に配りたい衝動に駆られたが、そこはなんとか自分を制御。こちとらヒヤヒヤもん。

一本!
作家・山口路子とゲイ・りきマルソーによる映画対談
「よいこの映画時間」
http://michikosalon.com/category/friends/riki

◎1本目『焼け石に水』
前編:http://michikosalon.com/friends/3731
後編:http://michikosalon.com/friends/3749
Machy

Machyの感想・評価

3.8
オゾンは後一歩の映画が多いように感じるけど、これは楽しめました。
 「西ドイツ三部作」で有名な映画監督、ファスビンダーの未発表戯曲の映画化。いかにも若書きらしい暗いお話で、特に目新しさはない。サニエは生涯ベスト級のプロポーションだった。
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