このレビューはネタバレを含みます
序盤からずっとマレーネがキーっぽいし、際立つ。なんとなくマレーネはペトラの元旦那が女装しているのかと予想していたけど、全然違ったっぽい。
結局全て一つの部屋のシーンで完結したし、マレーネは一度も言…
構図やショットの美しさが群を抜いている。誕生日の床に倒れこみ、それを眺める4人の画は特に好きだった。ストーリーラインははまれず。
目をつけた若者を社会的立場の高さや権力勾配を利用して援助すると言い近…
カラバッジオの絵みたいな画像にググッと見入る。撮影は後にスコセッシの『グッドフェローズ』やコッポラの『ドラキュラ』まで撮ってる人だった。数人の女優だけの女語りによる濃厚な女話。けど監督ファスビンダー…
>>続きを読む冗長に繰り広げられる身の上話(元夫のこと、娘のこと)
と
暇を潰すかのように優雅に動くカメラと、
的確な照明、、
やや活劇的な身振りや画面構成が見られるけど、演劇的(大きな身振り、若干説明過多な身…
これはすげえ映画やなマジで。
アパートの一室だけでここまで魅せるか。
ペトラの独白も良いけど、やっぱりマレーネが荷造りして去っていくシーンがめちゃくちゃ良い。
愛は所有ではないのは分かるけど、狂…
愛ゆえに利用され狂って破滅していく傍らで寂しく愛を求めて去っていく2つの愛の孤独。
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作品。ファスビンダー作品の中でもフランソワオゾンがリメイクするほど好きらし…
オールタイムベスト。
軽んじられ、虐げられ、どんなに惨めになっても愛することをやめられない女の愚かな哀愁。
完璧な演出。究極の演出映画。
インテリア、衣装などの演出が際立っている。ワンシチュエー…
彫刻のようにペトラとカーリンが前後に並ぶけど、お互いに全く違う方をみているというショットがすごく印象に残った。
全編通して芸術的なショットが多く感じたけど、そこは特に意図が伝わりやすくて、2人をあ…