女鹿の作品情報・感想・評価

『女鹿』に投稿された感想・評価

O
4.0
このレビューはネタバレを含みます

クロードシャブロル傑作選

フランス映画ならではの音楽と映像。女2男1の構図、曖昧な三角関係。単純に嫉妬からくる憎しみだけを写したサスペンス映画ではない。最終的には一体化を目指したのか、意図している…

>>続きを読む

本作において、顔はアンニュイであり続ける。表現を変えるなら能面のような、だとかそのまま仮面だと言える。涙を流し鼻水を垂らしても、優雅で毅然としている。喘ぎ声を聞き耳を立てるシーンでも、声の代わりに音…

>>続きを読む
ylc
3.8

・アイデンティティの模索
「ペルソナ」「マルドラ」に近い

・横向きの顔を重ねる→身体的に近づこうとする
・人物らの真の意図が不明確なのが良い。人間らしい。心の中の理想を求める。

・人物がよく動く…

>>続きを読む
砂
3.2

サントロペの家で散歩をするジャクリーヌ・ササールの横顔が、鹿が歩く姿のよう。庭を歩き回る女鹿がたびたび捉えられ、そのルーティン化した運動が止む時、物語はもう終盤だと感知される。ひとつひとつの身振りや…

>>続きを読む

ブルジョワ野郎のフレデリックが戯れ半分で誘ったのが、牝鹿で若干ボヘミアンなホワイ。

居候なので、あくまでもそこには上下関係(というより階級か?)があるが、二人には性的関係も匂わせている。

そこに…

>>続きを読む
R
-
ボタンを外すシーンがいい。全てを見せないところが。
レコードの音飛びが不穏さを高まらせる
4.1

不穏なキスシーンから馬鹿男二人組を入れ込むカットは、緊張感を削ぐものであり、そういうことをやるシャブロルがやっぱ好きだな。ロブグリエ『嫉妬』の実写化のような食事シーンの見せ方も妙に笑ってしまうし、ベ…

>>続きを読む
imapon
4.6

これは凄い物を見せられてしまった。
レズや3Pになりそうで、性的表現は排除しているけど、まあなってる。
ブルジョア、フレデリック(ステファーヌ・オードラン)のファッション出で立ち佇まい、自己中的奔放…

>>続きを読む

「ちょっと!
砂糖は1,5 って言ったでしょ、このコーヒー、2つ入れたわね!」

出会いの当初は、裕福でない宿無し娘のホワイの方が、コーヒーひとつ取っても味に分別があったり、アートに対する知見も備わ…

>>続きを読む
3.7

お金も時間も美貌も持ち合わせたブルジョワジーのフレデリック。アーティストで抜群なスタイル、吸い込まれそうな目力と色気を纏うホワイ。そこに如何にも、の男ポーが加わる奇妙で怠惰な三角関係。

わたしは『…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事