フランスのサスペンスの巨匠シャブロルマラソンを緩やかに開始。
何となく、ジャケットが気になってた68年作をチョイス。VHSにて。
シャブロル作品は「石の微笑」に次いで2作目だが、気持ち悪い空気感が…
ホワイとフレデリークは短い間にお互いを知り尽くした感がある
2人は1つではないので同じ人を愛し
同じ道を歩むことは出来ない
慕いながら嫉妬して鏡のようになりついにフレデリークが耐えられなくなる
繰…
地面に鹿の絵を描くパフォーマンスのジャクリーヌササールに大金落とすステスァーヌ・オードラン、橋の上で出会う最初の場面からお互いに何が起こるか察知しているようで胸が高鳴る。オリジナルかコピーかすらわか…
>>続きを読むクレイジーにも程があってシャブロルの描く恋愛模様が本当に支離滅裂で最高だと思った。この一ヶ月半ほどで本当に同じ人間なのか?とありえないくらいの心境の変化を繰り返す女2人と男1人の異常な三角関係に、あ…
>>続きを読む確かに「いとこ同志」の女性版みたいだけど、メインの3人の関係性はもっと入り組んだものになってて、面白かった
ジャクリーヌ・ササールがステファーヌ・オードランに扮するシーン、本当にステファーヌ・オー…
ストーリーは四章から成っていて、格差のある二人の女性がお互いにどこか惹かれ、共に暮らすうちに関係性が変わっていくというサスペンス。
前半はやはり静かにドラマが進むのだけど、劇伴は毎度のことサスペンス…
オードランとササールの百合ならマジ永遠に見れるわ、なシャブロルのスリラー。ポール・ジエゴフによる、太陽がいっぱい、の女版的風合いだが、要所でサイコ、みたいな音楽鳴ってて怖いんですけど。これを煮詰めて…
>>続きを読む幕が開けた瞬間から何かが起こる予感。シャブロルの求心性はいつだってスゴイ。女鹿という象徴的で曖昧なタイトルがピッタリ!
支配する女と支配される女、2人の関係を主軸としたなんとも個性が強い愛憎劇。そこ…