西部開拓時代、荒涼とした大地を進む開拓者3家族が案内人ミークのせいで道に迷う…
水や食料が尽きていく中、この口先だけに見える男に運命を委ねる事への不安。決定権のない女性が疑念の末に意志を持つ、
そん…
『借りを作りたくないの』
水を求めるタイムサスペンスは緊張感を持続する
さらに妊婦さんまでいるしドキドキしてしまう
女性にフォーカスしているフェミニズム視点の映画でもある
ミシェルウィリアムズ…
開拓史の現実を忠実に再現したのだろう。うつくしくも過酷な自然の中で旅を続ける家族たち。衣装が見どころ。当時の宗教観なども。とてもリアルで驚く。全体的な色彩も彩度が抑え気味で荒涼とした空気感まで伝わっ…
>>続きを読む一気に世界が開けたなと思ったのは最初だけで描かれているのは基本的に前三作の根底に流れていたもの。
何処へも辿り着かない彷徨が純度を上げて映される中での人間模様。
信じるとは何か。
先住民と夫人の交流…
荒涼とした物言わぬ静かな世界が、対照的に人間の混沌を喧しく明瞭にする。在るが儘の混沌を喰らわされる。どうしようもない。身体が重たくなる。
殺意、欺瞞、虚偽、不安、焦燥、疑念、失望、倦怠、屈託、挙げ…
ケリーライカートを追っかけて視聴
始まりから終わりまで迷子映画
先の見えへん旅はキツイよなあ
信じられるものがない以上自分が同じ立場でも
ミシェルウィリアムズと同じように
インディアンを信じてたと思…
まず、全編を通してショットの構図と光彩の妙が卓越しており、画面そのものが視覚的陶酔を誘う。ケリー・ライカート作品にしばしば登場する動物のモチーフは、本作でも効果的に配置され、荒涼とした情景に一抹の慰…
>>続きを読む前作となる『ウェンディ&ルーシー』(2008年)が、現代を舞台としたリアリズム的な語りだったとするなら、この『ミークス・カットオフ』(2010年)は、時代劇(西部劇)としての寓話的な語りとなっており…
>>続きを読む悶絶大傑作
理論派の徹底されたリズムで映画を構築するその圧倒的な知性は圧巻
ラストショットの木の小枝の枠から見える誘導者は恐ろしい
西部劇というジャンル映画の中でホラー映画的なことをしている試みがま…