映画は、ブラジル北東部の厳しい乾燥地帯に生きる農民たちの過酷な現実を描いた作品。主人公は、絶え間ない干ばつと貧困に苦しみながらも、家族を守るために奮闘する。映画は、美しくも荒涼とした風景のなかで繰り…
>>続きを読む観てるのが、ずーーーっとつらい。そんな中でかわいいな、かしこいな、って癒やしになってた犬が、演出とか、フリでなく、本当に銃で撃たれて死んでゆくし、最後の夫婦の会話も、どうにもならなそうだし、救いがな…
>>続きを読むブラジルの半乾燥地帯に暮らす零細農民の一家は、干ばつですべてを失い、妻と子供二人、そして犬を連れて旅に出る。小農場を任される仕事を得るが、労働力を搾取されるだけで、貧しさは変わらなかった。妻は、いつ…
>>続きを読む【搾られても、殴られても前へ前へ】
「死ぬまでに観たい映画1001本」に掲載されているシネマ・ノーヴォ映画『乾いた人生』を観た。グラシリアノ・ハーモスの同名小説の映画化なのだが、噂以上に壮絶な作品で…
2年半前のドスサントス特集で他作のクセが強すぎてきつかった印象しか無かったがタイトル通り「絶望シネマ」の上位に君臨しながらもノヴォシネマローシャ作の傑作「青い年」と同年63年に製作されたシネマノーヴ…
>>続きを読むあまりにも大きな力による理不尽な暴力に対しなすなけなしの抵抗、踏まれた足をどかさせること、それはもはや抵抗でなく、身体的反射ですらあるのかもしれない……が警笛を呼び「はじまり」の暴力となること、これ…
>>続きを読むイ!!ヌ!!!イヌが!!人外の演者がこんなに完璧に役をこなしてるのはなかなか見かけない。冒頭からずっと的確な動きしかしてないが、最期のそれはあまりに凄絶で息を呑んだ。本当に殺されちゃってるのが色々思…
>>続きを読む冒頭、なんだかわからない音が鳴り響く中(あとで車輪の軋む音だと判明)カラカラに乾いた土地を歩く家族。炎天下、水無しだと嚥下が激ムズそうなパッサパサの何かを食べるしかなく、すでにギリギリ感がハンパない…
>>続きを読むちょっとうるさいくらい鳴り響くあの車輪の軋む音が耳から離れなくってしまった…。
最初の殺風景な風景の世界に現れた一家を軸にした本作は、難民生活の貧困を映した。
しかしいくら雨が降って潤ったりこの土地…