アルドリッチの中でもトップクラスに好きな傑作。戦争映画としては珍しいほど本編の大半が室内の会話劇だが、役者の演技と動かし方が凄まじいので全く飽きない。死にかかったジャック・パランスがエディ・アルバー…
>>続きを読む公開当時アメリカで「反軍隊的」として上映禁止になったアルドリッチ監督の傑作戦争映画。撮影は「素晴らしき哉、人生」(1946)などの名匠ジョセフ・バイロック。脚本は「野のユリ」(1963)などのオスカ…
>>続きを読む過去鑑賞記録。
だいぶ前に「ジャック・パランスってキューブリックの映画に出てましたよね」と映画好きの古本屋の爺さん店主と話をしてたら「ジャック・パランスはキューブリックの映画には出てないよ」と言われ…
アルドリッチの戦争映画だが、敵との闘いではなく、内部の無能な上官との闘い。無責任で卑劣なエディ・アルバート。その上官、リー・マーヴィンは己保身のためになにもしない。怒るジャック・パランスに過酷な任務…
>>続きを読む『戦場のはらわた』の様な上官クズ系反戦映画だけど、監督がアルドリッチなだけあって、あちらよりエンタメ性が圧倒的に高い。序盤でジャック・パランスがボンクラ大尉に正面切って殺害予告してるのは清々しくて最…
>>続きを読むインディペンデント映画のようなハードさで、中弛みすることなく最後まで一気に観せる。対峙する正義役も悪役もえげつないくらい濃密に描かれ、最後は別のもう一人が話をすくい上げる脚本も上手い。前線の恐怖感や…
>>続きを読む戦争映画にして戦争に向かう軍というある種の社会の恐怖、援軍を送らず下等兵を無駄死にさせる無能な大尉とそれを咎めない大佐。無駄死にした部下たちの復讐を始める。
1956年当時としては米軍は戦争を終わ…
相変わらず50年代にとんでもない映画撮る“職人監督”がいたものだ……
リーマーヴィンの絶妙な役どころとか、『戦争のはらわた』のブラント大佐に通ずるものがある。無能な上官より遥かに優秀だが、結局組織と…