永遠の戦場の作品情報・感想・評価

「永遠の戦場」に投稿された感想・評価

たかや

たかやの感想・評価

5.0
めちゃくちゃいい。クソほど泣ける。

戦争を絡めた恋愛ものかと思えば、いつの間にか親子ものに。

大尉の父親が意地でも前線に行きたがるのを面白く観ていたのに、あのラスト。目の見えなくなった大尉の目になって連れていく父親、そして突撃のラッパが最高。
イシ

イシの感想・評価

3.5
ちゃんとよかった戦争もの映画みると辛くなる。
戦争って始まったら最後、戦いに行く理由なんか本当は誰にもわからんようになる、って言葉がなんかとても刺さった。
戦争で得るもののある中尉と、すべてを失っていく大尉。大尉と親父の死に方がヤバい

人間の近くで爆破やりすぎじゃない……?

ヒロイン超かわいい
mingo

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4.1
「暁の偵察」とともにホークスの中でも好きな一本。親父を想う男たちの姿が痺れる。空の上でも下でも男はつらいよ。ラッパの伏線がラストに効いている傑作。
白

白の感想・評価

4.5
決して明ける予感のしない夜。ショパンの第7前奏曲が代表する音楽の情緒的な魅力。
そして愛国心と恋愛感情が共にする受難と葛藤の相克。
「きっと戻って来る」という言葉が誰かへと永遠に語り継がれるように、象徴的に別の人間が同じ言葉を発しては惨めに運命を受け入れていくしかない。
身の毛のよだつ緊張と虚しさ、無用の破壊を描いてこそ、次々と一つの世代が戦争の無意味によって葬られる悲哀を主張できる。
ryosuke

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3.4
ホークスにしては切れ味が悪いかな。暗い空間でひたすら喋っているだけの単調なシーンが多い印象。
ヒロインが中尉に惹かれていく過程、中尉が大尉を敬愛するに至る過程にあまり丁寧さがなく、心情変化に納得感が無い気がする。
ジューン・ラング演じるヒロインの美しさは光っていたんだけども。
終盤の戦闘描写は途切れることのない銃声と煙で埋め尽くされており、敵の姿も明瞭に映らないので、抽象化された戦場の恐怖そのものが映像と化して垂れ流され続けているかのような異様な迫力がある。
...とか思っていたらいきなり教会に移動する編集が無茶で驚く。ホークスのウェルメイドなイメージからは遠い作品に思える。
ラストのモランが息子の目となって導くシーンは、口笛として予告されてきたラ・マルセイエーズのメロディが、モランの誇りの象徴である「ラッパ」によってオフの音で鳴り響くことになる。
描かれる状況は雲高ゼロと同じで死が真近にある中、己をかけて突撃するか否か。
マーチとバクスターの関係は上司と部下でもなく恋敵でもなく、ホークスらしいホモソーシャルな関係。
終始纏わりつく戦場の絶望感が凄い。

キューブリックの『突撃』っぽさ

このレビューはネタバレを含みます

「永遠の戦場」(1936年)を鑑賞。
シネマヴェーラのハワード・ホークス監督特集のうちの1本。
第一次大戦中のフランスが舞台。
ある従軍看護師が、婚約者である大尉と偶然出会ったその部下の中尉との間で気持ちが揺れる三角関係モノ。
一方で激戦地を生き抜く将校達の苦闘も描いている。
1936年の作品とは思えない迫力のある戦場シーンも印象的。
哀しくも粋なラストも素晴らしい。
Lalka

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3.9
寝不足によりどうやらいちばんおいしいところで寝ていたらしい(ぶっ飛ぶ前の電話のとこで起きたけど)。後日YouTubeで補完してみた。後半の戦闘シーンあってこそ。
nagashing

nagashingの感想・評価

4.0
激アツ。永遠の戦場という虚無において、それでもなお連綿と受け継がれていく意志。空襲→塹壕守備→突撃→電話架設と、躍動と緊張が交互に構成された戦場の緩急と迫力が圧巻。ランプを投石で破壊する磊落かつ能率的すぎる消灯、風によって官能的に舞い落ちる紙の動きなどもたまらない。兵士の死に意味や答えを求めるジューン・ラングは、男の愛を得ても実質的には疎外されており、ここでもまた女は徹底して男の連帯を彩る添えものとして扱われる。ある意味で場違いな役どころを完璧に体現するその場違いな美しさ。
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