暁の偵察の作品情報・感想・評価

『暁の偵察』に投稿された感想・評価

3.5
淡々と描く。
その日常という戦争のおそろしさに。
ハワード・ホークスの演出はさすがの質。
3.5

第一次世界大戦中のフランス、最前線で危険な偵察任務を担う英軍RFCのA小隊は辛い消耗戦を強いられていた。日々隊員が死に、その場しのぎのホヤホヤ新兵が補充され、また死に行く。生還した者は大酒を浴びて歌…

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露骨
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トーキーの一作目にしてこのドッグファイトやアクロバット飛行からなる迫力を撮れるのは流石のホークス。特撮の爆破を俯瞰から捉える構図が新鮮で没入感が増す。
3.8
トーキー一作目にも関わらずここまで音を演出にふんだんに取り入れていることに驚く。女性の不在がどこまで影響しているかはわからないけど他作に比べると哀愁が漂う。
3.8

ハワード・ホークス34才の時のトーキー第一作で脚本も兼ねる。
WW1ドイツ軍と戦うイギリス第59飛行中隊を描く。
ブランドンからコートニー、そしてスコットへ、中隊長が変わっても戦いは終わりなく続く。…

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ドイツ軍と戦う、英国航空部隊。女性の登場しない、ホークス戦争映画。ハワード・ヒューズの妨害が酷かったらしい。
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【ハワード・ホークス】
2010年発、英トータル・フィルム誌「史上最も偉大な映画監督トップ100」第4位。
3.8

特攻兵映画。撃墜され、竹トンボのように回転しながら落ちていく戦闘機を捉えたショットの軽薄さが凄い。現代とは違って骨組まで見えそうなスカスカの兵器に乗り、毎日死線を突破してくる男たちはメンタルも激強。…

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この迷いのないバーセルメスの決断!爆撃!敬礼!痺れるねえ。
酔って机に突っ伏したダグラス・フェアバンクスjrのカンの良さや空撮?ショットの滞留、迷いない速さの中に少しばかり情感が籠っている。
撮影中、(資本主義の権化)とまで言われた大富豪ハワード・ヒューズの撮影妨害の嫌がらせに堂々と拮抗し、完成した映画は大ヒット。
その背景を汲み取れば尚、ホークスの活動寫眞家魂がありありと伺えます

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