大を救う為の小の犠牲って言う、普段であれば嫌〜な設定であるが戦争映画となるとそうもいかない。陸軍省のご協力…がどこまでマジなのかは分からないが、確かに戦闘シーンはそこそこのスケールアップを見せている…
>>続きを読む朝鮮戦争下、本隊の退却の時間を稼ぐために残された小隊のドラマで退却する本隊を見つめる小隊の面々の目のクローズアップ、動く眼球のショットはいかにもサミュエルフラーで素晴らしいのだけど、その後のドラマが…
>>続きを読む朝鮮戦争で北のゲリラ軍と戦うアメリカ軍隊は後退するために、しんがりとして40数名の精鋭隊を残す。そのなかの伍長は人を撃つことに恐怖を抱き、いまだに敵を一人も撃てずにいた。そんななか、残った後援隊は敵…
>>続きを読む小隊内リーダーの役割・責任(上官が命を落とした場合、指揮を引き継がないといけない等)をフィーチャーしたところが本作の面白さ。
自分に自信がなくリーダーになることを恐れているリチャード・ベースハートの…
これも初期フラーらしく洞窟に膠着する心理劇ながら映画的になってるのは縦横自由に動くカメラのおかげかな。
ラストの敵軍と木陰から覗くベースハートの顔の切り返しは物理的距離が伝わるおかげで決断を見守るこ…
フラー特集6本行脚の5本目。前半は登場人物の把握に追われていたが、キャラクター設定を理解できてから、俄然面白くなった。舞台は朝鮮戦争の前線。自身の命令で部下を死なせてしまってからというもの、責任を取…
>>続きを読むサミュエル・フラーの監督4作目。前作「鬼軍曹ザック」(1961)のヒットで注目され、引き続き朝鮮戦争が舞台の本作を大手フォックス社からの依頼で制作。
雪山の朝鮮戦線。本隊が後退を完了するまで敵軍を…