グザヴィエ=ドランの映画は、贅沢すぎる。
ひとつ味わうのが、勿体無く思えて、特別な時のために取っておきたくなる。観終わったら今度、至極の幸せに満たされる。
音楽も映像も言語も演技も、全てがそうあ…
グザヴィエ・ドランの作品に接するたびに、そうであったかもしれず、でもきっとそうはならない自分のことのように感じることがある。
この『わたしはロランス』(原題:Laurence Anyways)は、…
何も言えないくらい好き。人生の中で確実なベスト3に喰い込まれ、心臓を射抜かれ、エンドロールで涙が止まんなかった。
男とか女とか愛とか恋とか正義とかどうでもいい、でも現実は責任の連続でしかなくて、美し…