なんだこのアート作品は..カッコいいシーン、美しいシーンがいくつもあって観入ってしまった。
愛ってなんなんだろう。
その人を本当に愛してるなら性別なんて関係ないって思いたいけど、やっぱりその壁を越え…
このレビューはネタバレを含みます
何回ヤマあんねん
女装で初出勤するシーン、カフェでブチ切れるシーン、仕事クビになるシーン、色の違うタイル見付けるシーン、『今あるのはドアだけ』の手紙から家訪問から抱擁のシーン。二人で出ていくシーン、…
人の本質をファッショナブルに描けるのはドランしかいない。どのカットを見ても映像の美しさは欠けてはいない。早熟なデビューから一貫したセンスの良さと人の内面を映し出しできた彼も38歳、引退の話もあったが…
>>続きを読む「僕は女になりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ」
そんなことを突然恋人の男性に告げられたら、受け入れられないよなあ。
ロランスが女装をして外出し授業をする。
彼を支えていこうと決心し…
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赤は情熱と怒りの色で、黄色はエゴの色、そして自滅のブラックチョコレート
音楽とテロップと色の使い方がとても印象的でワクワクしたし、気づいたら色の意味を考えながら見ていた
もとから女性だから元の姿に…
主人公のふたりの間には、どうにもならない分かり合えなさが横たわっている
恋愛の催眠状態から目覚めて残ったものは何だったのだろう
何かを取り除いたり付け加えたりしても自由はどこにも見つからない
…
2025-68〈32〉
わたしは俳優ドランよりも監督ドランが大好きで、そんな中でまだ手をつけていなかった今作。168分という長さの映画をやっぱり配信で家で観るのには抵抗があって、やっと劇場で観るこ…
家を特定して外壁ブロック1つをピンクに塗るなんていう狂気じみた愛は私だったらぶん殴りだが劇中だとオワァ〜スゲェ〜となった
逃避行先でのシーンがリアルですごく良かったしなんとも言えない気持ちになった
…
なかなか重い話でした。
彼女も彼もそれなりに悪い奴じゃないというのが葛藤に葛藤を呼ぶという感じで、感情移入を強くさせられる作品でした。
この手の話はそれなりに偏見云々の話に収めることも多いと思います…