変すぎる。蠱惑的なモチーフ、描写、荒さ、すべてが大好きです。生きる意思、死への欲望。甦りの象徴・蝶。生に対応する食欲、死への羽ばたき。喋る骸骨! 死なない老人、甦る女、頭蓋骨・生首。骸骨甦り女に誘惑…
>>続きを読む知らない女が「ジュース飲みましょ」とか言ってスヌーピーのプラコップで乾杯した時点で約束された傑作。怪奇描写によって生きる意志を声高に叫ぶという離れ業の失敗こそ、全ての魅力。ゴテゴテの照明、支離滅裂で…
>>続きを読むキム・ギヨンの映画を観ることは、一つの体験をすることだ。
「1日6回も腹が減って、その都度飯を食わなければならないから、俺はもう死にたい」
当時、軍事政権で閉塞感漂う韓国の若者たちに「くよくよす…
いきなりの毒ファンタにスヌーピーのプラコップで大いに気が散ったけど強い意志の力で異常な物語世界に没入。何がなんやら最後まで惑わされまくったが、なにかと鬱はいりがちな現代を生きる若者たちへのギヨンなり…
>>続きを読むこれまたトンデモナイ映画。約120分のうち、序盤と終盤を除いた半分ぐらいがおそろしく退屈で、周囲からいびきが聞こえてきたり、あたまをコックリしている観客も少なくなく、でも、序盤で繰り返し言われる「意…
>>続きを読む死に取り憑かれている若者を見ているだけで最近は泣けます。あのハーモニカがまた泣かせる。
蝶って、フツー女性に対する擬人化の機能があると思うのですが、ギヨンにとってはどうでもいいんでしょう。男が蝶にな…
冒頭の唐突な真昼の無理心中。やはり服毒!貧しい小屋で毎日インスタントラーメンを啜りアルコール漬けになってたら2000年前の骸骨と初体験する低音で厭世的な弱音を吐きまくり全てを拒絶する主人公。だいぶア…
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