「青春とは既成世代への挑戦」
どこかのセリフで必ず言いたくなるパワーワードが散りばめられているキムギヨンの至宝。
突然、冷凍庫(だったっけ?)から出てくる赤ん坊、湧いてくるネズミの大群、清順もビッ…
儒教と家父長制への批評的な視線、うーんキム・ギヨンですねえ。ビー玉転がしてセックスの場面とかはさすがだ。全身ネズミまみれの夢も意味不明ですごい。決してシリアスにならず、ユーモアと皮肉溢れる画がいいの…
>>続きを読む1972年製作公開。脚本キム・ギヨン 、キム・スンオク 。キム・ギヨン(金綺泳)監督作品。
日本では丁度日活ロマンポルノが勃発した頃で、本作も似たような画面で、バックの音楽もソフトなタッチで雰囲気…
白ネズミに飴玉にソフトサイケな照明。これは飛鳥裕子・宮下順子W主演で小沼勝が撮ったロマンポルノ?でもやっぱりギヨン。常人が頑張って考えた異常な話の3倍は狂ってる。階段でフッと消える赤ちゃん超怖い…青…
>>続きを読むフィルムの保存の状態が悪いのか画面がたまに赤くなるのだが、血の誓いを交わすシーンで赤くなったときは狙ってる?のかとも思ってしまった。睡眠薬を飲まされた夫が眠ってる間にパイプカットされる手術室のシーン…
>>続きを読むどんどん話が脱線して膨らんでいく、行き当たりばったりな展開が面白かった。フィルムが欠落してるのか?と思うほどに突飛な編集でいきなりシーンが飛ぶとこも好きだった。実際にフィルムが欠落してるのか、元々そ…
>>続きを読む『下女』を家政婦視点から作り直したような作品。特に後半からは凍りつけにされた赤ん坊にメタメタにされる白いネズミ、ガラス机に広げられた無数の飴玉の上でのセックスと、地獄のようなイメージが続いていく。た…
>>続きを読む 「それはオ○ン○ンだ」
赤ちゃんが鼠の踊り食いをしたり、肩たたきに指パッチンモーションを挟んできたり、奇怪な描写が色々あるが、序盤から『下女』と同じ顛末になるのが見え見えなのでそこまで。
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