処女ゲバゲバのネタバレレビュー・内容・結末

『処女ゲバゲバ』に投稿されたネタバレ・内容・結末

どこ行っても何もなかったんだなぁ
全部失って、真っ裸になって、
暴力しかなかったんだな
しかし、その何もない平野でドラマを成立させてるところにアナキズムを感じる。

駆け落ちに失敗した男と女が組織によって荒野に連行される。その荒野の中で不条理な出来事を描いた作品。

映画のタイトルは大島渚監督により命名された。
ゲバゲバのゲバはゲバルト(ドイツ語:Gewalt …

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ジョージ朝倉「平凡ポンチ」でタイトルを知ってから
ずっと観たかった本作。

意味ありげにキリストモチーフが
散りばめられているが、
そんなことより!
CMNF嗜好に刺さるシーンが多くて私得。
男性の…

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滑稽で卑猥な内ゲバの話。

目隠しされた女は自分が連れてこられた場所、地平線まで誰もいなくて風で枯れ草が揺れるだけの荒野を地下の密室ではないかと言う。
罰を受ける男は滑稽な戯れで偽のボスとして扱われ…

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はじめて映画を観たような気分にさせられる。
この映画でフックになっているのが星の尻尾だろう。実際に生えてはいない尻尾にチンピラ達は皆怯える。これは神話的な筋書きであることがよくわかる。ボスの登場とか…

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若松孝二の砂漠の裸、十字架のゲバ


1969年作品。
若松孝二監督
脚本出口出(大和屋竺)



購入した作品を見ようシリーズ。自分が買った作品で見ていくシリーズ。レンタルにはないレアもの多し、あ…

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荒野 性 暴力。詩。

大和屋竺のリリシズム。
時代の匂い。

・チンピラの組織を駆け落ちで抜けようとした男女を荒野に拉致してリンチするが仕返しにあう
・だだっ広い荒野を全裸で走り抜ける男女はなかなかお目にかかることはない
・集団心理、生と性、権力、暴力性
・「…

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