彌勒 MIROKUの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 2ページ目

『彌勒 MIROKU』に投稿された感想・評価

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菩薩

菩薩の感想・評価

4.0

比類なき稲垣足穂のその文学的空想世界と、林海象の浮世離れした作家性の相性はなかなか良い。宇宙的郷愁世界を爆音でつんざく飛行感覚、A・V・P方面のエロティシズムが少々物足りないが、この小難しい暴力性を…

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作品の雰囲気は好きでした。文学を映像化した、という印象。ただ、話自体はのめり込むことが出来ず、瞬間瞬間で気になる場面だけ頭にすっと入ってくるというような感じ。
lylyco

lylycoの感想・評価

3.5

懐古的カルト。創り手がそういったものを意図したのかどうかはわからない。新世紀映画を標榜しながらほぼモノクロで撮られ、原作は稲垣足穂という絶妙な胡散臭さ。エンタメが多様な嗜好に合わせて細分化され、マニ…

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夢をみていた少年期と、荒んでしまった中年期。この映画が公開された時の自分は、その中間にいて、他人事には思えなかった。

人間の極限を演じる永瀬正敏さんが素晴らしい。

2回目はフィルムオーケストラ版…

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at1000

at1000の感想・評価

4.0
個人的には好きなタイプの作品でした。この監督の他の作品とはまた違って、映画というよりは映像作品という印象を受けました。

監督の挑戦心などを感じるいい作品だったと思います。
あっという間に終わってしまったから、もう少し長く見てみたい。
映画を見る場所が面白く、音の臨場感があってオペラのようだった。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.2

デビュー当時にかえったような林海象の新作。
ティストは、1920,30年代のアヴァンギャルドサイレントを彷彿とさせる・・。

幻想的なモノクロームの映像がうつくしいが、第一部では、メインとなる5人の…

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あさみ

あさみの感想・評価

2.3
え?…えぇ?そういえば映画ってこんなものだったよなぁ。いいんだ。裏切られたって。全然別の期待にこたえてくれれば。「もっとも自分らしい場所に立ち帰らなければいけない」
おまめ

おまめの感想・評価

2.7
シチュエーションやオーケストラを組むなど、古き良きと新たらしき、の実験的なところは良かったが、もっと長くてもいい。
断片的で綺麗に切り取りすぎててつまらなかった。もっとじっくりみたい。

本日のワールドプレミアムへ参加。


映像にあわせて、音楽を生演奏。劇中の役者さんか開演前に、お芝居とちょとあり。

映画自体は、幻想と思考を映像化した感じ。
作り方がいいなぁ。
何を感じ、何を思う…

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