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「美人図」に投稿された感想・評価

LaserCats

LaserCatsの感想・評価

3.6
女性が絵を描いたらいけなかった時代、落ちぶれた絵師が死んだ息子の代わりに娘を男として生きさせ、ライバルの下に送り込んで返り咲いてやろうとする。
でも、権力争いのどろどろ感はあまりなく、彼女が純粋に美しいと感じる光景をとらえた絵はどれも生き生きとしていて、観て楽しいものだった。その絵が厭らしいと見えるか、美しいと見えるか、その人次第と言い切れるのがなかなかかっこいい。
ただ、こんな厳しい階級社会でなければ、こんな不幸が起こらなくてよかったのに…と悔しい気持ちになった。
ヒロインと庶民の青年が初めて倉庫で会うシーンが、光の具合等もすごく良くて綺麗だった。
【誰が名付けた「韓国映画三大王宮エロス」その壱】

「韓国映画三大王宮エロス」と言えば、
①美人図
②後宮の秘密
③背徳の王宮
ということで(ホンマかいな)、今回は『美人図』をチョイス。

いや~、コレはエロい。純愛だけどエロい。いや、純愛だけにエロい。
主人公は男装の宮廷絵師、キム・ギュリ演じるシン・ユンボク。
ユンボクが見初める相手にキム・ナムギル演じる鏡職人ガンム。
それに絡んでくるのはユンボクの師匠であるキム・ヨンホ演じるキム・ホンド。

訳あって男性として生きざるを得なかったユンボク。王に仕える絵師として絵を書くことしか知らなかった彼(彼女)が、奔放で男気のあるガンムと出会ったことで、女としての性に、女としての悦びに目覚めてしまう。その純真で一途な姿は美しく、健気でいじらしい。フルヌード、しかも尺長めのベッドシーン(ベッドはないけど)を文字通り体当たりで演じたキム・ギュリに魅せられた。

王宮ものだけに、純愛だけでは終わらず欲望と嫉妬、男女の愛憎も絡んでくるストーリーではあったが、突拍子もない(いい意味で、「んなアホな!」と思える)展開はなく、もうちょい捻りがあってもよかったかも。ま、どう見てもユンボクは女子にしか見えない点で、「んなアホな!」という感じではあったが。あと、ガンムの拷問シーンでは、今までの韓国映画では見たことのない新しい拷問方法を知ることができて新鮮だった。

途中、今で言うフーゾク店で、女性二人のストリップのシーンがあったが、コレが中々のエロチック、というか卑わいなシーンだった。これも結構尺長めで、ここまでの描写がいるんかいなという感じ。ま、私も男なので哀しいかな、普通に見入ってしまったが。あの女優さんたちは、今で言うセクシー女優なんだろうか?そうであっても、そうでなくても、あれだけのエキストラの面前であんなことやこんなことまでできるってホンマにすごい。
作品の本筋に全く関係のないところで感心してしまった。

結論。王宮モノにエロスと拷問はよく似合う。
つづく…
あゆこ

あゆこの感想・評価

3.3
18世紀末に実在し数々の名画を残した天才絵師シン・ユンボクの生涯を、女性だったという仮説をもとに描いた愛憎時代劇。

兄の身代わりで男性として女人禁制の図画署(※)に入った女性絵師ユンボクは、鏡職人ガンウと恋に落ちてしまう──。

※画事全般を司る宮廷の部署。

女性が男装して男性に混じるなんて『花ざかりの君たちへ』みたいな設定。
パッと見で女性と分かるけどもそれはさておき。

R18指定なだけあってやはり刺激的な性描写多め。予想以上に凄かった。でも冒頭の幼い少女の上裸はモラル的にNGかな。

性別を偽りがんじがらめで生きてきた女性が初めて愛を知ったことで自分を解放するところは艶めかしく大胆。

二人で一緒に鏡を作るシーンが良かった。真っ暗な深夜、橙色の仄明かりが落ち着く雰囲気。言葉を交わさなくても熱い視線や仕草で溢れる思いが伝わってくる。

愛し合う二人が嫉妬と欲望の渦に巻き込まれていく展開は宮廷ものの王道っぽい。
せっかくなら絵師という設定を活かしてストーリーにも捻りが欲しかった。性描写のインパクトに負けちゃう。

主人公を演じたキム・ギュリはフルヌードを披露。凛々しさと柔らかさを兼ね備えた顔立ちも身体の線も綺麗な方でした。

運命の恋人を演じたキム・ナムギルは命懸けで一途な愛を貫く男らしい役。前から思っていたけど笑顔がちょっと嘘っぽく見える時がある。この作品でブレイクしたらしい。

これにて韓国三大王宮エロスといわれる三作品を地道に制覇。大人の階段駆け上がりました。

背徳の王宮>美人図>後宮の秘密。
『背徳の王宮』が一番好みだった。

私なら男装よりもゾン装がしてみたい。お分かりだと思いますがゾンビになりきることです。
この時期になるとUSJハロウィンのゾンビが恋しくなります。
Enaka

Enakaの感想・評価

3.7
官能がメインの映画ではなく、登場人物の届かない思い、どうしようもできない息苦しさみたいな心の描写が素晴らしい映画だと思った。
途中、ここまではいらないかも?と思う描写もあったけど、主人公が結ばれるシーンは本当にいやらしさがなくて、美しくてこういう映画を撮れるのは凄いなと感動した。
終盤は痛々しくて、でも体の痛み以上に心の痛みが切々と伝わってきて悲しかった。
nyukky

nyukkyの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

正祖の時代に実在したシン・ユンボクが女性だったという設定

宮廷画員の家系に生まれた将来を期待された息子ユンボクだったが、実は絵を描き才能があったのは妹のユンジョンだった
父からの重圧に耐えかね自殺した兄の代わりに、ユンボクとして王1番のお気に入り絵師ホンドに弟子入りする
ある時、風俗画を描きに街に出た時
ガンムと出会い恋に落ちてゆく
しかし、ユンボクを好いていたホンドと
ホンドに好意を持っている妓生ソルファの妨害などもあり
駆け落ちを試みたガンムは死んでしまう

そして、女人禁制である宮廷図画署にいるユンボクが女性だとバレ、ホンドと共に拷問を受けるがユンボクは一人で罪を背負いホンドをかばって宮廷を追放されてゆく

第46回 大鏡賞 撮影賞 など受賞
canannsa

canannsaの感想・評価

3.0
エロス!
身体が綺麗ですねー!!

キムナムギルもイケメン。

ちょっと長く感じてしまったかも。
でも私は好きですよ〜
何者

何者の感想・評価

2.6
愛している人を描くのか、描いていたら愛していってしまうのか。それにしても、愛している人を描ける力があるのは幸せな事だな。
み

みの感想・評価

2.3
うーーーん、って感じ。あんまり響かなかったしよくわからんかった。
キムナムギルはめちゃくちゃイケメン。
罪の意識と家のため男装して図画署には入ったシン・ユンボク。

ユンボクの絵が物議を醸す。ありのままの絵が見方によって淫らで風紀を乱す物だったから。

韓国ドラマなどで王宮内の権力争いが描かれる事が多い中、庶民の暮らしが見える。

ガンムとの恋愛で彼女の人生と、師匠の秘めた思いがあらわになる。

悲しい話でした。

八つ裂きの刑ってああいう感じとは知らなかった。(されそうになるだけ)
Kajik

Kajikの感想・評価

2.1
キムナムギルのお尻が映ったとき、「あっ!!」って思った。女優陣の脱ぎっぷりも気合いがはいってるしめっちゃ綺麗。
カラフルな絹が揺れてもつれるラブシーンは、グリーンディスティニーやチャイニーズゴーストストーリーからかな。
手垢のついた演出で興醒めした。

メロドラマで愛憎も入り、盛り上がりもあるし、濡れ場もすごいけど、シナリオがあざとかった。俳優が気の毒だ。

これだけは言っておきたいのだが、キムナムギルは服を着ててもじゅうぶん色気ムンムンなセクシーガイなので、脱がなくてもいい。
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