her/世界でひとつの彼女の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

her/世界でひとつの彼女2013年製作の映画)

her

上映日:2014年06月28日

製作国:

上映時間:120分

3.6

あらすじ

「her/世界でひとつの彼女」に投稿された感想・評価

ut

utの感想・評価

3.5
近未来のロサンゼルスを舞台に、妻と離婚協議中で手紙の代筆業を営むセオドアが最新型の人工知能を搭載したOSが作り出した人格であるサマンサと出逢い、徐々に惹かれ合って恋愛関係を結ぶこととなるふたりの哀楽を描くSF恋愛映画です。

ファンタジー色の強いSF恋愛映画ですが、プラトニック一辺倒ではなく、AIが故に肉体を持たないサマンサによる生々しい試行錯誤や、ネットワークで共有されるOSがもたらすセオドアの苦悩を織り交ぜるストーリー展開は、例えば筒井康隆のSF小説であればブラックユーモアとして描かれるような題材ですが、恋愛と性の形への許容性が高く先鋭的なアメリカらしく、赤色が際立つ彩りでソウルフルかつスウィートに演出します。

「アイラブユーの言葉じゃ足りないからとキスして」、あいみょんはそう歌い多くの人の共感を得ましたが、本作ではそれがふたりの越えられぬ障壁として立ちはだかります。それは『人はパンのみで生くるにあらず』と同様の哲学的な命題でもあるのです。
MARUKO

MARUKOの感想・評価

4.8
どハマり!素晴らしい映画だった。
スマホも去る日が来れば、何かに気づくのかもしれない。なんて考えてる内はまだ進化についていけてるのかな。

リアルな感情。
感情って?命って?リアルって?
そんなことを考えてる時点で、結局のところ、 AIに振り回されている。
だってAIの感情は人間のプログラム、そこからの学習の結果にすぎないのは、紛れもない事実だから。どう頑張ったってリアルは越えない。感情は数式じゃ答えはでない。(そうでしょ?そうだといってくれ笑)
でも、人間の柔軟さ、逆に言えば騙されやすさが、それをリアルに変えていく錯覚を生む。
その怖さが浮き出る。

言葉では伝えられないものがある。
仕草を見て、表情を見て、目を見て感じるものがある。むしろ言葉より大事かもしれない。
"彼女"には言葉でしか伝えられなかった。だからこそそれに気づく。
しきりに"彼女"と会話してきたけど、結局どんな顔で今話してるの?

たかが手紙だったけど、誰に送るどんな手紙か。それが大事。

p.s.俺も赤ペンで印をつけとこ
まき

まきの感想・評価

-
なんだか難しい
とりあえずルーニーマーラとの回想シーンがすき
AIが進化した先では人間と対立するなんて物語が多いけれど、ここには優しく“愛”について目に見えないモノの形を、近未来の技術である肉体のないOSのサマンサと模索する。

離婚相手からは「昔からそうやって人と向き合わない」と指摘されたりと、このテーマには付き物の問題も出てくる。

しかし偏見なく受け入れてくれる人たちの方が多く見られた。

友人の女性エイミー曰く「恋ってクレイジーなものよ。いわば社会的に受容された狂気だと思うわ」という台詞が印象的。

形の無い“愛”と、肉体の無いAIというのは良い組み合わせだった。

それにしても離婚相手役のルーニー・マーラさんがどえらい可愛いかった。

サインを書く姿を見ながら回想するシーンはとても美しく、とても辛かったよ。
KaWaKeN

KaWaKeNの感想・評価

3.5
あんまり未来っぽくない未来感良いな
ずっと主演マイケルファスベンダーやと思ってたらホアキンフェニックスやったんや
社会的に受容された狂気ってすごい言葉やな
「恋ってクレイジーなものよ
いわば社会的に受容された狂気だと思う」

恋の狂気に浮かされて、
何かの拍子に我に返って、
恥と恐れに打ち負けて、
相手も気持ちも遠ざけて…。

そういうことって誰でもあると思います。
冒頭のセリフには、そういうことをまるっと肯定する頼もしさがありますね。

もう一つ好きなポイント。
時代設定としては近未来だと思いますが、人々の服装や建物の形状なんかは現代とほぼ変わらずに作られてます。
ただ、音声で電子機器を操作する技術が発達しているという描写1点のみで未来を表現してます。
それが、人間セオドアとOSである"her"の関係描写へとシームレスに繋がっています。構成の妙。美しい。

余談。
MCUファンとしては、スカヨハとクリプラが共演してるのがニヤニヤポイント😊
りょう

りょうの感想・評価

3.5
I’m sending you
Your my friend to the end

のセリフが本当に心に沁みた

愛してる人はいるもののずっとどこかうまくいかず、ダラダラと過ごして中に現れた女性。それはOSと言ったコンピュータの中の人間?

出会って毎日を楽しく過ごし明るい生活もやはりコンピュータと人間の壁にぶち当たる。

そりゃそうだよね。

面白かったし新鮮な映画だったけど、、

てか映画久しぶり、みなさんお元気ですか。
僕はずっとマンガ読んでました。
び

びの感想・評価

-
私たちも日常の会話で、リアル/リアルじゃないという言葉を使うけど、大切なのはリアルか非リアルかではなく、その喜びを他ならぬ私が謳歌できるかどうかだと感じた。その喜び、その記憶が、私たちを形作っている
yoco

yocoの感想・評価

5.0
ストーリー
設定
演出
全てが最高。
でも、なにより映画全体を包む空気感が好きです。
こんな映画見たいな世界で生活してみたい。
Mina

Minaの感想・評価

3.8
生身の人間に対してリアルでいられないからこそ似非リアルさに恋した男と、「停滞こそ恐ろしい」と前進し続ける女の物語。恋人や夫婦がパートナーに求める姿やあり方は人それぞれで、お互い上手にはまっている二人だけが、ずっと一緒にいられるんだろうか。もちろんそれだけじゃないとは思うけど。
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