追憶の作品情報・感想・評価

「追憶」に投稿された感想・評価

Angie

Angieの感想・評価

-
繰り返す、繰り返す。

男と女は、何度も何度も笑いあって、何度も何度も喧嘩をし、何度も何度も握手をする。繰り返す、2人の人生。タイトル通り、テーマソング通り、これが2人のThe way we were

この、半分腐れ縁みたいなところのある2人の関係は、なんだかよくわかってしまう。喧嘩をしても、でも次の瞬間にはまた好きになっていて、だからまた戻って。きっとどのカップルもそんなようなことを繰り返して繰り返して。

だからこの2人は特に特別ではない。戦争とか事故とかで死んだりしないし。本当に、普通に生きていく。だからこそ、この映画には普遍的テーマを強く感じることができる。まるで私のことを言ってるかのような、セリフ。わかってしまう、気持ち。なんの、特別な映画ではない。ただ、よくあるカップルを描いているだけだ。でもそれこそが、一番胸を打つ。

ケイティは不器用で強気で感情的で、どうしようもないくらい恋に向いてない。そんなケイティの気持ちが本当にわかってしまうなあ。感情的に叫んだ後の、なだめるように、でも傷つく言葉を言うバレル。彼はあまり感情的にはならず、彼女を遠くから見つめる。

結局2人とも不器用だから、2人は屈折しながらも、互いに生きていこうとする。
ニューヨークでバレルが負けたあのシーン。このシーンが素晴らしい。

結末はともあれ、最後に流れる歌がこの映画を丸く収めてくれる。The way we wereと、自信を持って、この映画は終わる。

ロバートレッドフォードが最高。無表情薄ら笑いの彼が、感情的になるシーンに凄みが現れる。ケイティを見つめる目が、愛に溢れている時と不安に溢れているときで違うから凄い。(スクリーンで見るとカッコ良すぎて過呼吸になります。)

バーブラストライサンドが美しすぎないところも最高だ。美しいというよりは、可愛らしい。けして金持ちのお嬢様のように優雅じゃないけれど、でも彼女は真っ直ぐに自分らしく、必死に生きている。何にとらわれることもなく。だから、その分恋愛はうまくいかないけれど。彼女は、時代を超えて等身大の女性を演じたのだ。
時番人

時番人の感想・評価

4.4
どんなに惹かれ合っても、添い遂げられない相手もいるのだと、客観視させてくれた映画。 そんな恋や結婚、離婚をしたことある人には深く響くお話。(そんなわけで私的三位にしてます。)

バーバラの歌は完璧。
ルクリ

ルクリの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ロバート・レッドフォードがかっこいい。制服のせいだろうか、人気者なのに気取り過ぎず柔らかい雰囲気にケイティがコロッといっちゃう気持ちが分かった。
なぜあの二人が恋に落ちたかがちっともわからなかった。最初から合わない二人、ケイティが背伸びして、朝食を用意するも、アスピリンだけ要求してツレないハベルに彼女が痛々しく感じた。なんだか自分もそうなりそうだと思ってすごく共感した。結局、お互い性格や考え方が変えることができなかったんだ、そう簡単に考え方、信念って変えられないよねと思った。ケイティが高慢?でハベルの友達の前でもマシンガンのように自分の意見をぶっ放す態度は子どもっぽくてあれは、ないよなと思う。コミュニケーション下手の彼女が必死に頑張る姿に共感し、彼女みたいな人は現代に多いんじゃないかなと思う。ただ、子供が生まれた瞬間、別れが決まるってひどすぎる。辛いと思う。子供を宿してる時に浮気され、生まれるまで辛い気持ちとともに過ごすことになるケイティにあんまりだと可哀そうに思った。ハベルはその点においては最低なやつだと思った。
最後のツンとしたケイティの態度は精一杯、見栄を張っているようで切なかった。
レッドフォードの作品の中でもいちばん好き.はじめから彼女のこと、好きじゃなかったと思う.彼は安易だから…….
Meg

Megの感想・評価

4.0
世界の情勢を背景に、ケイティとハベルの成り行きを描く作品。客観的な視点が貫かれ、ケイティとハベルのどちらにも感情移入できる。それがまた結末の切なさを煽る。バーブラ・ストライサンドが強気な左翼活動家を熱演。ロバート・レッドフォードは柔軟で思想に囚われないハベルを好演。2人の容姿がそれぞれのキャラクターにマッチしており、良いコントラストだった。またラストの2人の表情が苦しい。あとバーブラが歌う主題歌が美しい。胸をしめつけられる。泣けはしないかも知れないが、ほろ苦い。
粉雪

粉雪の感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

20代で見た時は、あまりの切なさにボロボロ泣いた。音楽も良すぎてサントラも買った。そして、この年になって再び見る機会が。
昔のようにボロ泣きはしなかったけど、やはり切ない。愛しているのに、共には生きられない。妊娠が分かった時はあんなにハッピーだったのに、産まれる時は別れの時。
でも、二人は前向きに生きていく。偶然の再会。未だにお互いを思う合う二人。しかし、その人生は二度と交わることはない。それぞれの道を生きて行く。
切なくて愛しい、青春の始まりと終わりの映画です。
i71113

i71113の感想・評価

3.5
名曲聴きたさに鑑賞。

ロバートレッドフォードは
白のタートルネックがよく似合う。軍服もチルデンニットのテニスルックもハンサムすぎる。

ヒロインは怒りっぽくて
どうしても苦手。
あやな

あやなの感想・評価

3.8
何度か観ているはずなのに全然覚えてなかったので再度鑑賞。

さすがにアーサー・ローレンツ先生は天才ですわ。正統派にメロドラマだけどバーブラの程よい垢抜けてなさを生かしてイタい映画にちゃんと仕上げてきてる。
本当にケイティが真っ直ぐだけど、痛々しい。
それがちゃんと可愛く映るのが面白いけど、今の人はあまりこの作品を知らないだろうからなぁ、残念。
pachico

pachicoの感想・評価

4.3
私の青春の一作…
何度も観ました。
昔は入れ替え制ではなかったので
続けて2回観たりしてね。

ただの恋愛ドラマではなく
激動のアメリカ20年の歴史の中で
思想、価値観の違い、
そして戦争…

愛していても
うけいれられない、変われない…
悲しさに涙しました。

ひたむきな女性演じるバーブラに
イライライラしながらも可愛く思え、
育ちの良さゆえにバーブラを理解出来ず苦悩するレッドフォードの男っぷりに
心奪われました。
みっき

みっきの感想・評価

3.5
大学の授業で見て、初めてロバート・レッドフォードに出会いました。面食いの私はあまりのかっこよさにはしゃぎました。笑

内容は結婚している妻の政治思想が夫の仕事に影響し、二人の仲も変わっていってしまうというもの。
授業で2回に分けて見たせいかあんまり覚えていなくて少し悔しいですが、
切ない話だなと思いました。

共産主義が嫌われた時代、いわば赤狩りの時代というのは自分もまだまだ勉強不足で、アメリカのことも日本のこともよく分からないのでもっと勉強したいと思いました。
>|