地球防衛未亡人の作品情報・感想・評価・動画配信

「地球防衛未亡人」に投稿された感想・評価

こみ

こみの感想・評価

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怪獣と戦う、特撮パロディ的な
急に喘いだり裸になったり踊ったりワロタでした
背景黒いとこ何www
「あなたは立派な変態です」のシーン、モト冬樹
ウルトラマンのダン隊員をもじって壇蜜が地球外生命体と闘うも、戦闘機のコックピットで敵と一戦交えながら、なぜか悶絶するという隠微な作品w
キャスト総出の芋演技とアフレコ並みに口の動きと音声が合わないおもろさ。そしてそして、ウルトラマンの俳優、モロボシダン役の森次晃嗣も頼りないw
壇蜜が地球防衛軍の隊員に扮し、「ゴジラ」「ウルトラマン」といった円谷プロ作品をパロディ化したSFコメディ。

「コメディ」と書いたが、ギャグが致命的に俺の感性と合わず、観てて辛かった。「SMからSFへ」ってキャッチコピーが作品本編より笑えるってどーなのよ!?

次に笑えたのは、円谷ノリのオープニングクレジット。「主演・壇蜜」と制作陣の名前に続いて、満を持して画面いっぱいに出てくる楷書体で書きなぐった「監督・河崎実」というドヤった文字。

えーっ、監督、そんなにこの作品に自信あるの??

この作品の評価はIMDBで「3.2/10」。

あんまり他人の数値評価は当てにしない俺だけど、3.2点って、最低クラスですよ。「最‘愛’絶叫計画 」「ほぼ300」「ほぼトワイライト」「俺たちヒップホップ・ゴルファー」「キャッツ(←2019の)」といった作品に並ぶんですよ。どこから、そんな自信が湧いてくるの??

そんな内容なので、よっぽど「壇蜜の謎の踊りは、1:11:24からですよー」とだけ書いて終わりにしようとも思ったけど、せっかく90分も使って観たので、感想も書いておくことにします。

※この作品を観ることにしたのは、「わたしは、ダニエル・ブレイク」の感想を書いたときに、俺がフォローしている「うしお」さんから「『地球』で検索かけると」filmarksリストから色々な作品が出てくるというコメントを頂いたからです。

壇蜜は、宇宙怪獣ベムラスに旦那を圧死させられ、未亡人となった元芸者の地球防衛軍隊員ーーという、ツッコまれたくてウズウズしてそうな盛りまくった設定。あえてツッコむことはしないけど、芸者に扮した壇蜜は、どこかコウメ太夫に見えたことだけ記録に残しておく。

壇蜜に関しては、次の段(←壇蜜だけに)で書くとして、それ以外のパートのギャグが寒すぎる。

ザ・ニュースペーパーの人とか、芸人さんが、当時の安倍首相、石原都知事、オバマ大統領に扮して、「尖閣諸島」ならぬ「三角諸島」と核廃棄物に関するコントなのか芝居なのか良くわからんシーンを延々と続ける。これが下手なモノマネにしか見えなくて、観てられない。壇蜜のエアロビシーンでも入れて時間稼ぎしてたほうが良かったんじゃない?

俺、パロディもお笑いも好きなんだけど、「政治批判している自分たちって面白いでしょ?」みたいな、この作品における登場人物の空気感が、どうしても受け付けなかった。ただ、ここは個人の好みなので、こういうのが好きな人には良いかもしれないです。

脚本のいきあたりばったりぶりは、本気でAIが執筆したんじゃないかと疑うレベル。次から次へと後出しジャンケンの設定が出てくるし、壇蜜の正体を暴くミステリーパートが全く機能してない。というか、この作品観る層って、壇蜜の正体なんかより、「私の正体はコレよーッ!!」って壇蜜がいきなりスッポンポンで仁王立ちになってくれるような展開の方が大ウケすると思うんだけど、俺、間違ってますかね?

壇蜜の話に戻る。

壇蜜の所属する地球防衛軍、どうやら日本政府の管轄下にあるらしく、やたら首相の意向を気にする。しかも、隊員は壇蜜と童顔アイドル(大野未来)の二人しかいないっぽい。自分の恥丘すら守れなそうな二人に地球が守れるのか? この二人が怪獣とか宇宙人に捕まって拷問される未来しか見えなかった。

「地球のためにイキます」というキャッチコピーにあるように、壇蜜は、ベムラスを攻撃すると、なぜか感じてしまう。

特にその謎が伏線になってるわけでもなく、地球防衛軍の戦闘機の中で「アハーン ウフーン」と身悶えする壇蜜。ビデオドラッグにしか思えない謎の踊りを見せられて終了。俺の期待した拷問シーンもナシ。これ、誰が喜ぶんですかね?

というか、プロデューサー連中の「これをやったら壇蜜ファン、めちゃシコじゃね!?」って浅い考えが透けて見えるところが気に入らない。

芸者、ウェディングドレス、喪服、セーラー服、巫女、地球防衛軍コスチューム……出番のたびに素人のコスプレみたいな衣装を披露する壇蜜。

なぜか着替え始めるとノーブラな壇蜜。

安い居酒屋で酔っ払って男にしなだれかかる壇蜜。

「私は、変態な女」と何度も言わされる壇蜜。

……と、「僕の考えた妄想世界の壇蜜」みたいなシーンがてんこ盛り。

プロデューサー連中に、上から目線で「お前ら、これが嬉しいんだろ!?」と餌を与えられているようで不快。

俺は壇蜜マニアじゃないけど、壇蜜マニアは、もっとコアな壇蜜を期待してると思うよ。小学生のコスプレとか、蜂蜜まみれの壇蜜とか、ベムラスとのハメ撮りとか、せっかく壇蜜がAI壇蜜かと思わせるくらいの酷い棒読みをものともせず頑張ってくれてるんだから、もっと活用しようよ!!

「私が、生きる肌」で、ヒロインのエレナ・アナヤを脱がせて江頭2:50みたいな黒タイツを強要。飛んだり跳ねたりシュールなアクションを無理強いさせたペドロ・アルモドバル監督のほうが、よっぽどマニアの心を分かってるわ。

そんな感じで、河崎実作品に文句を言うのは無粋な事だと分かっていても、この作品の志の低さに怒りを感じた。往年の特撮スターが出てたりして、特撮方面が頑張ってる分、一部の役者の演技と脚本は、マジで許せない! もっと良い作品つくれるでしょうが!! こんなん最低評価つけたるわ!

怒りに震えた俺の右手は、画面に映る壇蜜を観ながら、俺の意志に反して上下に何度も痙攣してしまった!!!

……。

………。

………ふぅ。

……よく考えると良いところもあったし、やっぱり★5にしちゃおっかな!

(おしまい)
進十九

進十九の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

 おバカエロ映画と思い作業のBGM替わりに流し始めたのだが、思いのほか深い(近所の小川くらい)内容だったので、途中から真剣に観た。後悔はない。

 さて、我々世代には嬉しいプレゼントが、たくさん散りばめられている本作品。気になったところを挙げてみよう。

○壇蜜でダン隊員。我々世代のウルトラファンには嬉しい仕掛け。森次晃嗣(ご存知ウルトラセブン)や沖田駿一(ウルトラマンA)の出演も泣ける。最初、森次晃嗣がそっくりさんだと思ってたw
 ベムラスを宇宙に誘導する際使用された「ジャップヤロー」は「マットアロー」のオマージュ。

○出演者全員が、セリフ棒読みで学芸会レベルの芝居をしている。最初は戸惑ったが、作品の本質を考えてわざとそうしていると気づいたあとは楽しめた。監督はなかなかの手練と見た。だが、物語が進むにつれて普通の芝居になってきたのにはニヤニヤ。モト冬樹の演技は、はじめから下手になりきれてなくて笑えた。


○しっかり核問題や日米関係をテーマにしており、製作側の意気込みを感じる。ベムラスから漏れる放射能問題を隠すために、箱で覆うシーン。隠蔽体質の現政府に対する、強烈なアンチテーゼ。痛快だ。

○ベムラスの腹に収まった使用済み核燃料が、クラインの壺原理により四次元に飛ばされているなど、脚本もしっかり考察されている印象。好感持てる。新兵器で腹の捩れを治したら、四次元に飛ばされたはずの使用済み核燃料が国際問題の三角諸島に戻ってきたという結末もなかなか。筒井康隆先生のオマージュ(『腸はどこへいった』)。

○クライマックスに登場のヒーロー「電エース」。お前だったんかい。そして瞬殺。いいわぁ。

○通信担当の愛川隊員が使用しているヘッドホンがハートの形でかわいい。愛川隊員かわいい。離れ目とちっちゃい鼻がかわいい(*´ω`*)

○ベムラスを攻撃する、ダン隊員の踊りヤバい。ベリーダンスみたいになってる。日本神話どこへ行った?w


などなど、見どころツッコミどころ満載の本作品、知られざる佳作として紹介したい。河崎実監督作品、もう少し追ってみよう。
核廃棄物をテーマに、特撮とお色気三文芝居です。
せっかく人のエゴを表現してるのに、あのモノマネは考えものです。

ダンとアンヌは永遠です。
ざべす

ざべすの感想・評価

3.7
「ひどい」が代名詞の河崎実作品を観てます。
間違えて見ようとする人が出てくるといけないので「出来もヒドイ脱力系バカ映画だよ!!!」って言っておく。

いちおう「ヒドイ」は褒め言葉なんだけど本気でしょうもないから、それでも見るって人は覚悟して見てな!!!
主演の壇蜜さんの演技も棒読みで、お色気もおかしなセクシーショットなんです…(わざと?)
(あっ、でも壇蜜さんお綺麗です…!)

地球防衛軍の名前が「ジャップ」だとか、中国・韓国の近隣諸国に排他的な態度をとりアメリカ様にヘイコラする日本だとか、怪獣を政治利用するというアウトな社会風刺もある。

実は設定がけっこう練られているのに、外しまくって撮るのクセになるな〜〜とw
しかし、もし他がわざとだとしても、恋愛描写についてはガチで下手(経験が…ない?)だったら面白いなと思います!!!
砂場

砂場の感想・評価

4.2
「イカレスラー」などバカ映画の巨匠、河崎実監督の超傑作だ!!
芸者上がりの地球防衛隊ダン隊員(壇蜜)が使用済み核燃料を食べる怪獣ベムラスと戦う。
昔っぽい特撮にこだわった映像は懐かしくてとても良い雰囲気。
字倍総理をザ・ニュースペーパーの人が、オズマ大統領をノッチがゆるいモノマネ芸で登場するあたりは爆笑。日米両政府はベムラスを使って使用済み核燃料処理を一大ビジネスにしようと目論む。ベムラノミクスだ!ゆるキャラにしよう!
など風刺をきかせつつも、壇蜜を最大限活用したシーン(詳細略)
も見せ場たっぷりである。この映画では原発事故時の官邸やマスコミの動き、役所的な記者会見など、あの時に見た光景をパロっているのだが妙にリアル。
「シン・ゴジラ」と本作を関連付けた評論は未だに見た事無いが、「シン・ゴジラ」の2年前にこのようなポリティカルエンタメを製作した河崎実はさすがだと言わざるを得ない。
inabow

inabowの感想・評価

2.4
特撮エロ茶番劇!
河崎節炸裂。いい感じにしょうもない。
壇蜜のセクシーショットが中途半端(腹回りばっか笑)で、あれではファンも興ざめでは?

都知事「良純ってのは何であんな気持ち悪い顔してんだ?親譲り?ふざけんじゃないよぉ」
↑これ一番笑った。
もうホンマにバカバカし過ぎてくだらなさすぎる物語に後から思い出し笑いが込み上げてきてひと苦労する“河崎スパーク”炸裂の珍奇ヒーローモノバカ映画の覇道!
黒猫式

黒猫式の感想・評価

2.0
森次晃嗣さんが壇蜜演じる主人公を「ダン隊員」と呼びまくるだけで成立している感はある♪
だが濡れ場は有るのにエロスを感じられず、全体的にはシュールギャグというべきかな?
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