孔子の教えの作品情報・感想・評価

孔子の教え2009年製作の映画)

孔子

製作国:

上映時間:124分

ジャンル:

3.2

「孔子の教え」に投稿された感想・評価

タイトルの固さに反して、なかなかの大スペクタクルな見せ場の数々に、娯楽の勘所しっかりと押して貰いました。特に夾谷の会談がカッコイイ。ロードオブザリングみたいでしたわ(^^)。

衣装の粗い布目と分厚さ、藍色の深さにトキメき、子路の胴の分厚さにもトキメき、…萌えなポイントが沢山。
ユンファの孔子は偉人という以前に、理想に燃えるひとであり、弟子を愛する師であり、人生の艱難辛苦に耐える人間でありました。私達と同じく悩み苦しむ孔子の姿に背中をポンと叩いてもらった気持です。

随所に出てくる竹簡と古い書体の漢字にも心奪われました。
ただ魯の定公と袂を分かつ原因となった顛末や南子の孔子への執心の理由が今ひとつ分からなかった。己の勉強不足でもありますが。

オイシイ見所が多過ぎる素材なので、2時間の映画では短過ぎる!連続ドラマにして欲しいです。

費城の処遇をめぐって魯の政治家・王と対立してしまう部分は、孔子は何者だったのかにかかってくる重要な部分だった。
革命を成そうとした孔子の、ひたすら真っ直ぐに道を貫き通そうとする姿が切なく感じる。
南子も同じく、女性が政を行うという当時の社会に認められぬ道を成そうとする革命家として、孔子と志を同じうしたと心を寄せたのかも。少なくとも監督はそのように描いたと思う。(白川静と梅原猛の対談集「呪の思想」読後の感想)
君子

君子の感想・評価

3.2
中国ドラマの「孔子」を少し観ていたので、なんか色々展開が早すぎる気がした。ダイジェスト版でお送りしてる感じ。

弟子が多いから、本来はそれぞれの弟子にストーリーがある。けど、時間の関係上、顏回メインになっていた印象。

でも、周迅は本気で私の中の南子のイメージとぴったり!
anri

anriの感想・評価

2.8
蔦屋で借りたDVDがうまく起動しなくて嫌な思い出があります笑
儒学の祖・孔子の生涯を描いた伝記映画。この伝説上の人物を、チョウ・ユンファが演じ、見ごたえがある。

紀元前の中国・春秋戦国時代、理想を実現すべく、あくまでも現実の国政にたずさわろうとする孔子だが、時代の激流に翻弄され、やがて祖国を追われ、流浪の旅に出ることにやる。

中島敦は「弟子」のなかで、孔子を「この人はどこに出しても大丈夫な人だ」というふうに描写している。つまり、学者然・仙人然とした人物ではなく、体力武力とも人並み以上にあり、風貌も立派で、ごくごく常識的な意味において、魅力的な人物であったと。この意味からして、チョウ・ユンファのキャスティングは当たっていると思う。

予備知識抜きには分りづらいストーリーで、とりわけ後半、孔子の有名な弟子である、顔回や子路が亡くなるあたり、バタバタの展開なのがもったいない。

とはいえ、全体的に力の入った壮大な歴史絵巻だと思う。個人的に、孔子と老子が対話するシーンはけっこう興奮した。
haruka

harukaの感想・評価

2.5
儒学の祖である約2500年前の中国の思想家、孔子の話。
挫折を繰り返しながらも、思想を深め、自らの信念を貫き通した孔子の人生に感銘しました。
しかし、ストーリーは中国の歴史的背景をしっかり学んでおかないと掴みにくいもので、何故このような流れになるのか不明な点が多々ありました。
esew

esewの感想・評価

3.5
中国はでかい。神様じゃなく皇帝(人間)が治めるからひどいこともばんばんおこる。今日はあったのに、明日には国がない。そんな不安定な歴史の中を生きてきた中国人がちょっと理解できます。