やっぱりまだ諦めてくれてない
求人チラシを一番上に置いてある
最後の希望とばかりに
廃品回収の箱に入れてあるにも関わらず
最後に「目についてくれ」と言わんばかりに
本当にあきらめてくれているの…
弱い者たちが剥く牙が刺さる中、狂気の芸術家とその女子学生の話が一際異彩を放っていた。異なるEpの人物たちの関わり具合もさり気なくて良かった。ただ期待していた緊張感が不思議と感じられなかったのがとて…
>>続きを読む
うーん、難しかった。
"ある津波の震災"をきっかけに人生が変わった人たちの群像劇。
岸部一徳と柄本明しか知ってる俳優がいない中鑑賞。
震災や放射能を始め、年少、DV、不倫、死、シングルマザーな…
何だかとても、人物の内側に存在する「時間」を感じました。
それぞれの止まっていた時間が動き出して、他の誰かの時間と噛み合う時、そこで何が欠け何が得られるのだろう。
逆に、欠落したものはいつどこで何で…
“不適切”って言葉は 年がら年中どこかしこにも溢れかえれども
その一方で ”適切”な人や生き方なんて どこにも存在しない…
そんな矛盾と憤り そして失望
とはいえ 共感の「き」の字も見当たらないよ…
この映画のテーマは何か、何を伝えたいのか。そんな次元の話じゃないと思う。たぶん伝えたいことはあるんだと思う、けどテーマに行きつく前に自分の存在がなくなってしまう。だから私にはテーマなんて見つけられな…
>>続きを読むⓒ 2015 北白川派