SHELL and JOINTの作品情報・感想・評価・動画配信

「SHELL and JOINT」に投稿された感想・評価

男とか女とか生とか死とかに生き物についての会話劇。わけわからんシーンもいくつか。
面白いところは面白いけどちょっと長い。音楽は面白かった。変な映画だった。
K

Kの感想・評価

4.0
微生物、昆虫、ちょっと変わった角度からの性によって生と死を哲学する、シュールの極みみたいな映画。

カプセルホテルみたいに、同じ空間にいるのに仕切りで仕切られて決して交わることのない様々な人間模様。

そのどれもがちょっと変わっているようですめちゃくちゃリアル。

そうだな、ニンゲンってこうやって割と非ロジカルにどうでもいいこと考えたり喋ったりしながら生きてるよね。
一年前、丁度緊急事態宣言が出るかもと騒がれ映画館に行きにくくなって劇場逃した本作。
これを観る為にビデマに入った、その2
都内のカプセルホテルのフロントで働く新渡戸と坂本
幼馴染(30年来!)の二人と珍客と節足動物
もっとシックな感じの話かと思ったらめっちゃトンチキな内容でびっくりした…
虫嫌いな人は見れないと思う…カブトムシ浣腸はまじでヒェって声出そうになった。

私は一体何を見せられていた…?
能動的に観るべき映画。人のススメや他人の評価で取り敢えず観る、というものではないのかもしれない。
これはなに?このシーンの意味は?考え出すとキリがないのでなかなかカロリーを消費した。

「生と死」「男性性と女性性」様々な人の思想の一部を定点カメラで切り抜いた哲学の集合体。150分間退屈だと感じるか、強いメッセージを見出だすか。
3786

3786の感想・評価

3.6
生命の神秘は意外と154分で感じられる。ちょくちょく裸体を出すから生々しいし、パペットがでてきて色々と訳分からなくなる。しかしその全てはホテルの従業員がMCとなったバラエティ番組のようだった。

生きるってことはいつか死ぬ。結局人生を作るのは他人のセックスだという事なんだろう。しかしそのセックスがだんだんと愛の標みたいになってないか?

世界はくだらない言動だらけ。そこもしみじみと感じられた。現実なのに撮り方や捉え方が非現実的で、自分の鏡だとは思えなかった。

とにかく全カット脳裏に残る。撮影も緊迫だっただろう長回しや、あのピンポン球投げるシーン(なんだかんだ言ってこれが一番)、それこそ超リアルなセックスシーンなどが特に。エンドロール中の絵も。人間そんな自然な死に方をした方が偉いんじゃないかな。

舞台挨拶では監督と堀部さんの仲の良さが伝わった。印象に残っているのは監督の「この今だからこそエンタメは良い方向に変わっていく」、堀部さんの「むしろ子供にも観て欲しい」そういう事か。

こんなデリケートなテーマだから公開決定時色々あっただろうけど、公開やオンライン試写会をありがとうございました。環境はまぁ、今一つでしたが、それも含めて大スクリーンで観たくなりました。もっと拡大上映してくれないかなー。

あと、いつかEテレで放送してくれー(不謹慎)
mako

makoの感想・評価

-
『一度も撃ってません』のあとに鑑賞。

筒井真理子様目当てで鑑賞。
予告編からシュールな感じを受けてて、観るか観ないか迷いましたが、平均スコアが高めだったので鑑賞しました。

雰囲気は好きでしたが面白いかと問われたら面白いとは言えない😅
理解し難いかな。
生と死と性が本作のメッセージなのは分かる。
なので、性にまつわるお話が出てきます。おっぱいも😁

幼馴染で都会のカプセルホテルフロントで働く新渡戸(堀部圭亮)と坂本(筒井真理子)を軸に生と死と性にまつわるいくつかのエピソードが繰り広げられる。

昆虫が出てくるので苦手な方はご注意⚠️
シュールでカオス。
154分が長い長い😅 途中1人退席してました。私も退席しようかと思いましたが最後まで鑑賞。途中退席する人を久しぶりに見ました。

本作で共感したセリフ
「男バカ説」😆

今回はスコアなしで😅
エンドロールの絵、嫌いじゃない😁

今日は2本観たけど、どちらもパッとしなかった😅 まぁ、こんな日もあるよね😰


観客 5人
劇場鑑賞 #98
2020 #160
「進化」とか「宇宙」とかそういった規模で自分の存在を考えた時に、自分の命って凄く小さなものに感じる。死んでも別に大したことないだろうなって。でもそれは自分を待ち受けてる「死」への保険であって、目の前の現実から目を背けてる証拠でもある。
.
バクテリアに脳味噌を侵されてる坂本と、接触動物マニアの新渡戸、二人がカプセルホテルの受付で繰り広げる賢いのか馬鹿なのかようわからん会話が一番面白かった。彼らはこの世に存在してない設定で、カプセルホテルって名の天国から人間の形をした虫たちの死生を見守ってるのではないだろうか。
.
かなりシニカルでラディカルな作品。邦画あんま見たことない身からすると滅茶苦茶衝撃的な作品だった。全編固定カメラでの撮影はかなり実験的なのではと予想したけど、実際見てみるとそこまで違和感はなく、むしろ何かの目線を感じさせる面白い構図となっていた。そこにもシニカルな視点を感じた。
.
世にも奇妙な話テイストの寓話たちはどれも面白い話ばかり。それぞれの話に繋がりを見出そうとしたのだが上手く表現できない。そう考えるとかなり難解な物語だったのか。どれも虫に比喩した話な気がするが全部が全部そういったわけでもない。研究者の話だったり女とディルドの話はどう繋がるんだろうか。
.
長かったけど短かった。
良い監督を見つけた。
.
.
幼なじみである新渡戸 ( 堀部圭亮 ) と坂本 ( 筒井真理子 ) は、都内のカプセルホテルのフロントで働く従業員。 新渡戸は節足動物と哲学が好きで、坂本は自殺ばかりしている。
カプセルホテルにはいろんな客がやって来る。子どもを亡くしたフィンランド人の母親。逃亡犯の女。ミジンコを研究する学生…。しかし、それぞれの人生が交差する事は決してない。まるで整然と並べられたカプセルホテルの様に。淡々と流れる時のなかで。
節足動物をモチーフとして、生と死と性をテーマにした、さまざまな人生の断片が展開されていく。
.
ぜひぜひぜひ
大ファンの石川瑠華さんが出ているので観賞。
何とも不思議な感覚の続く作品。
でもそれが逆に心地良くて確かに上映時間が154分と長いのだけれど嫌とは思わず、むしろなんか観てしまう、そんな感じ。
1つ1つのエピソードに繋がりはないものの、全体的に描こうとしてるのは「生と死と性」について。
うん、普通に面白いし、なんか興味深く観れた。
なんだろう、ちょっとした実験映像のような感じ。
男ってバカですよね、ほんと。
松田

松田の感想・評価

4.0
虫と生と死と性

全カット固定カメラ撮影。実験映像と劇映画の中間のような感じが心地よい。音楽の差し方も独特。長さを感じなかった。
短編映画で国内外で評価されてきた平林勇監督の初の長編映画はラディカルで人によって好き嫌いが分かれるような気がする。
タイトルは「Shell(殻)」と「Joint(節足)」を意味し、作品にも様々な形で出てくるが「節足動物」がモチーフになっている。
本作は、ダブル主演の堀部圭亮さん、筒井真理子さんをはじめ、佐藤藍子さん、我修院達也さん、工藤綾乃さん、石川瑠華さんを含めて実に50名近い俳優が出演しているが、群像劇によって一つの物語になっている訳ではなく、幾つものショートムービーが集まって構成されている。
そして一つ一つのショートムービーには関連性がなく、謂わば“ぶつ切り”状態で観客に提供されるので、そこから何かの“繋がり”を読み取ろうとすると袋小路に陥ってしまうと思う。
ただ“ぶつ切り”状態の集合体ではあるが、全体を通して描こうとしているテーマは明確に伝わってくる。
それは「生と死と性」であり、それを時に哲学的に、時に前衛舞踊で、そして昆虫に準えて表現していく。
本作は低予算映画とのことだが、それを感じさせないのはキャストの多さもさることながら、一つ一つの映像が広告写真のようにグラフィックでチープさを感じさせない。
主舞台になっているのが無機質なカプセルホテルなのだが、考えてみればカプセルホテルは蜜蜂の巣のように一つ一つが区画されていて、夫々の「Shell 」の利用者はてんでんばらばらであり、正に本作そのものを象徴していると思う。
>|

あなたにおすすめの記事